五島市の市議会(委員会)では、議事録が公開されておらず、委員会の中身はブラックボックスです。
そこで、9月24日の議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではなく、個人的なメモです。
発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もありますので、ご注意ください。
日時:2021/9/24 10:00~11:30
欠席議員:椿山議員(以下、議員名の敬称略)
各分科会長の審査の概要報告
総務水道委員会
Q. 地域女性推進.事業の委託先は?
A. 公募により選定する。主に相談業務を行う民間団体を想定。
Q. 普段の業務を考慮したうえで選定をしてほしい。開設場所は?
A. 委託事業者との協議になるが、空きテナントでの開催が考えられる。
教育福祉委員会
外国語指導助手の任用遅れについて
A. 新規の指導助手の来日がコロナで9月に遅れ、10月初旬をめどに配置を行う。
Q. 児童生徒への影響は?
A. 外国語指導助手の1名で対応したため、少なからず影響はあった。
産業経済文化委員会
Q. 玉之浦の生物多様性維持のインタープリター支援について、事業主体の概要は?
A. 当該事業を契機に実施された団体であり、たまんな収穫祭のメンバーで構成される。九州大学の准教授からアドバイスを得る。
Q. エコツアー事業の概要は?
A. 地元に残る貴重な植物を紹介し、人材育成の講座開催を検討している。
Q. 磯焼け対策の構築に向けたクレジット認証制度創設の取り組みは?
A. ブルーカーボンオフセットは国の認証基準がないため、独自の認証制度を創設する方針。財源としてヤフージャパンのカーボンニュートラル促進の寄付金を利用する。
Q. 本市が採択される見通しは?
A. オンライン相談会においてプレゼンを通過し、今後書類審査・最終プレゼンを通過する必要がある。
選定されなかった場合は他企業とのマッチングをしていきたい。
Q. プロモーション事業の概要は?
A.作成したPC動画をYouTubeで公開し、事業所への認知度を高め市内への就職を促す。セミナーの開催・DVD作成が主な委託業務となる。
Q. 瀬戸堤線が補助対象外になったことに伴い、予算組み替えになった理由は?
A. 通学路の整備については、作道分も補助対象とされていたが、監査によって含まれないとの指摘があり、本年度から国土交通省の制度が是正されたためである。
結論
討論なし。補正予算は原案通り可決
全員協議会
緑ヶ丘小学校のクラスター報告
18日から20日までに計11名(教員1名、児童10名)
そのほか、関係者も合わせて22日までに関連で20名の感染。感染経路は不明。
県の広報よりも先に防災無線、YouTubeで情報を発信。
PCR検査を関係者に実施。
YouTube、CATV、HP、防災無線で情報を発信。
保健所では迅速な対応を行い、全学年・教職員の検査が行われ、400名の検体を採取し、大村に送り全員の陰性を確認。
4名が入院。18名が自宅療養している。ステージを2から4に引き上げている。
緑ヶ丘小学校の対応
多数の議員からコロナ感染の質問を受けていた。さらに徹底するもので対応できると過信や油断があったと認識している。
大変な心配とご迷惑をおかけしたことをお詫びしたい。
テレビ局のインタビューを受けている際に、鼻が隠れずに放映されていた。
22日と本日は休校とし、学校の再開に備えている。
兄や姉が福江中学校に在籍し、緑ヶ丘小学校と接触があり、自主的に登校を取りやめた生徒が多数あり、福江中学校も休校にしている。
3校以外は特別な指示をしていないが、学校行事は中止・延期をしている。運動会は密になる活動が必須なので延期をしている。
中学校の部活は当面、今月末まで中止にしている。
駅伝の練習については、感染リスクの高い活動はしないとの条件のもと、短時間の活動を認めている。
出来るだけ感染リスクの低い教育活動を行うように指示している。
今後の対応
21日に臨時校長会を開催した。五島市の学校は非常事態であることを共有し行動してほしい。
どこの学校でも起こる可能性があることを踏まえ、感染対策を徹底してほしいとお願いした。
これまでの感染対策を愚直に実行し、保護者へのお願いを再度発出した。
保護者・教員の3者あてにメッセージを送り、ワクチン接種を含めて偏見や差別が起きないようにしていく。
9月30日まで学校を2グループに分けて分散登校とし、給食を学校で取らないようにしている。
分散・時差登校とし、来週は自粛習慣として徐々に通常の活動に戻していきたい。
富江給食センター
職員の1名の陽性者が確認され、21日、22日を休業したいとの連絡があった。
やむを得ないと判断し、関係する学校には弁当で対応をしてもらった。
その後、濃厚拙速者に当たらないと判断され、本日業務を再開している。
水道局長
9月20日に陽性が確認され、保健所へ確認したところ濃厚接触者はいなかった。
担当職員の業務はメーターの検針チェックだが、業務に支障は出ていない。
相良.学校生徒の自宅療養がいるとの事だが、個人情報で市が食事を運ぶことが出来ないと聞いているが、対応はどうしているか?
自宅療養の世帯がいるとの事だが、家庭内で使ったティッシュとか廃棄物の管理も必要になってくる。清掃関係の方には消毒を徹底してほしいが、周知方法はどうなっているのか?
A. 食料品の提供を無償で行っている。清掃は以前行ったとき、直接ゴミ収集場所に配置するのではなく、持ち込むように対応を取っていると伺っている。
相良.ティッシュとかは密閉して出すような指導もあったと思うが、感染を予防してほしい。
丸田.30代以上はワクチン接種が進んでいるが、陽性者のワクチン接種はされているのか?
福祉保健部長.個別の接種状況は把握できていない。
丸田.まだ受けていない方もいるので、同じ年代が接種しなければいけないという注意喚起に繋がると思う。そのあたりも協議していただきたい。
市長.個別の説明はないが、全体としては、ワクチンを接種された方もしていなかった方もいる。年齢的には40代だったので、改めて今回の事例も含めて呼びかけをしていきたい。
山田.濃厚接触者の方は自宅待機していると思うが、その期間は?自宅待機の人が職場に復帰される際の検査はしないのか?
福祉保健部長.復帰される前の再検査は行ていない。
松本.緑ヶ丘小学校のクラスターが発生したとの事だが、保健所の対応人数は?
福祉保健部長.他の保健所から応援が来ているとの事だが、人数は把握していない。
松本.またクラスターが発生する可能性があるので、対応を迅速にしてもらいたい。
市長.ワクチンを打っていない事もあり、全員を対象にPCRのお願いをした。先生や家族を含めると500名近くなり、多かったので唾液の検体を大村に送り検査を行った。1日早く陰性であると分かったので、何かあったら支援をお願いしたいと思っている。
松本.学校の先生に対して、誰がなったとか電話がかかってくるとの事で胸を痛めている状況だが教育長の考えは?
教育長.それぞれが心配になって情報が飛び交う事は理解しているが、保健所の発表が公式なので、それ以外は分からないと対応をしている。
子供たち、親同士が疑心暗鬼になって行動をしないように、引き続き子供たち・保護者に啓発を行っていきたい。
網本.五島高校との情報共有とあるが、どのような伝達がされたのか?兄弟の中で、五島高校生が存在したのか?五島高校でもPCR検査をしたとの情報だがどうか。
学校教育課長.五島市立学校の中で関係者が発生したと五島高校に伝えている。五島高校の校長から県立学校に伝えてほしいとの事で、伝えている。
網本.「高校は県なので分からない」では市民も困るので、高校との情報共有もして頂きたい。
市長.高校名は一切公表されていない中で、五島市が公表をするのは難しいと考えている。
柳田.色々なうわさが飛び交っているが、島外出身の学生が土日に持ち帰ったとの噂も聞いた。どちらにしても島外からの感染が一番怖いと思うので、島外からの帰省に関して、ワクチン接種や陰性証明のお願いを周知してほしい。教育長には帰られたときに、島外からコロナを持ち込まないような徹底をしてもらいたい。
市長.冬の帰省に関しては、感染状況を見ながら詰めていきたい。感染源の噂はあるが、感染経路は分かっていない。
https://www.city.goto.nagasaki.jp/s034/010/010/030/202/20210921142230.html
教育長.教職員の接種率は現在かなり高くなっているだろうと思っているが、100%は難しいと思っている。継続してワクチン接種をしてほしい。引き続き、不要不急の外出は控えてもらいたい。
相良.学生は冬休みに帰ってくるが、その際にはPCR検査の陰性を認めてから帰ってきてほしい。簡易のPCR検査があるので、個人で検査をして常日頃の体調を確認して対応を検討願えればと思っている。
学校教育課長.教職員については緊急事態宣言やまんえん防止措置の箇所への往来は、検査をしてもらい、検査をしない場合は2週間の在宅勤務をお願いしている状況。島留学についてだが、奈留島・久鹿島で実施をしているが、帰省をする前に検査を実施し、陰性が確認できれば復帰させる。
離島は高齢化率が高いので、慎重に対応を行っていきたい。
片峰.メディアの方でも、この冬に第6波が高い確率でやってくると報道されている。ワクチンの接種率を100%にしてほしい。3回目の接種が報道されているが、五島市でも速やかに対応をしてもらいたい。
市長.まずは医療機関の方を優先して、次も県で行っていただくと思う。8か月間期間を置くようにと通知が来ている。最短で1月の中旬になると思うが、接種の準備を進めていきたい。