五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります
目次
地域公共交通について
福江地区のチョイソコごとうの運行について
Q. LGBTのパートナーシップ制度の質問をした。本当に早く作ってほしいとの声もある。
地域公共交通網の整備を取り上げてきた。商店街運行エリアが広がり、全域の運行には賛成。
チョイソコ五島の改善要望も寄せられている。地元のタクシー事業者の経営に影響が出る心配・不安もある。
10月から本格運行が始まる募集があり、早速会員登録したので、利用者の声を聴きながら改善の提案をしていきたい。
市長.10月から福江で実施。全世帯にパンフレットを配布し周知を図っている。地区内では5台を配備している。車両は福江エリアに3台。奥浦・崎山に1台を配備。福中心地への移動が多いので市役所での乗り継ぎが可能だが、600円が必要になる。利用者の意見を集約しながらより良いサービスにしていきたい。
Q. 6月の議会でも、大きなエリアでの要望を出した。奥浦・崎山は市役所で乗り継ぎとなり良かったと思っている。他のエリアからの乗り継ぎも再度検討していただきたい。会員登録の説明はどうなっているか。町内会に加入せずに届いていない方も沢山いるが、どうお知らせをしているか。会員登録の目標も含めて。
産業振興部長.利用したいと回答した1500名を目標とし、現在200名前後。説明会はコロナで延期としている。9月12日、14日に2か所で開催した。今後開催を働き掛け説明の機会を作っていきたい。パンフレットを市民が立ち寄りやすい場所に配布したい。
Q. 説明会は延期との事だが、町内会に加入していない人や説明会に行きにくい人もいる。色々な所に交通弱者がいると思うが、どうやって多くの人にお知らせをしていくか。携帯を持たない人が登録を思いとどまると思う。そういう人たちにこそ利用してほしいと思うが、いかがか。
産業振興部長.市で行っているミニデイ・生き生きサロン・民生委員が入っている地域に協力を頂いたりし、なるべく多くの方に情報がいきわたるようにやっていきたい。
Q. 住宅密集地では便利になると思うが、今度は便利になると思うが、ゴミボックスが近くにない場合にはどのような対応をしていくか。
産業振興部長.自宅や目的近くの公共施設に設置している。ゴミボックスが近くになければ近くに停留所がないか確認し、停車や駐車が出来る身近な停留所が設置可能。
Q. 崎山はゴミボックスが集落の入ったところにあるが、山の方には中々ない。市の設置したゴミボックスがなく、月に1回通院して6000円かかる。
生鮮食料品が足りないので、往復2000円掛かっている。親戚が居なくなりタクシーを利用している。こういう方も相談をすれば可能か。
産業振興部長.ぜひそういう方に活用していただきたい。確認しないと車が入れるかどうかわからないので、ぜひご相談ください。
Q. ゴミ収集をどうしているか伺ったが、軒先ゴミステーションとして月に1回利用している。早速、そういう相談をして頂くように手配をして頂く。
産業振興部長.個人の家の目の前は難しいかもしれないが、歩くことが困難でなければ少し大きい道路であれば相談可能。
Q. こういう方が沢山いると思うので相談可能だというお知らせをしてほしい。
Q. 応募事業者は何社いたのか?
産業振興部長.プロポーザルを行い、1社の応募があり、実施者として選定した。3社の構成となっている。
Q. 5つのタクシー事業者がいるが、運行に参入しなかった理由は?
産業振興部長.福江島内の事業者に集まっていただき説明会を行い、事業への参画依頼を行った。
参画をされなかった事業者は会社のドライバーの人手不足があり、チョイソコに否定的ではなくドライバーの高齢化で見送ったと聞いている。
Q. 2社という事だが、すでに富江では1社が行っている。どこの会社でも人手不足が深刻な状態だが、事業の継続は大丈夫なのか?
産業振興部長.何年という期間は公募の条件になかったが、少なくとも5年はしていかないと、成熟しないと考えている。
Q. 市民が安心して利用できるような対策と支援をして頂きたい。
三井楽地区の今後の方針は
Q. アンケートの結果、三井楽半島バス継続の声が多かったので、しばらくは今のままでという事だった。
三井楽地区の今後の方針は。
産業振興部長.10月以降も半島バスを継続することにした。協議会においてチョイソコを導入することが課題の解消に繋がるのか、検証していきたい。
Q. 今はまだ見通しを決めていないが、利用者の意見・事業者の意見を聴きながら進めていただきたい。
交通不便地域への支援策について
Q. 玉之浦のエリア外の移動手段は?
産業振興部長.地域によって異なると思うので、エリア内の状況を分析・把握をしていきたい。最善な方法を検討してきたい。
Q. 先日の高校生議会でも国境離島でバスの運賃を低廉化できないか提案があった。
新型コロナウイルス感染症対策について
感染予防対策について
イ PCR等検査費用の助成を
Q. 空港や港で働く方は感染の不安と共に従事しているが、助成はどうか。
市長.現時点では、従業員の皆様にワクチンを打っていただき、ガイドラインに基づいた対策を打っていただきたい。
Q. 連休や正月があるので再検討をお願いしたい。
ロ 学校での感染予防対策強化について
Q. 教育委員会の対応策を簡単に。
教育長.デルタ株の感染拡大を見据え、各学校の職員に指導を務めている。今後も徹底して努めていきたい。
Q. 感染拡大のため、大規模校への人員配置はしないのか?
教育長.福江小中、緑ヶ丘小学校前が対象となるが、教員を多く配置して対応しようとは考えていない。曜日を決めて体育館を使用したり、今後は分散登校、密を作らない行事を考えていきたい。日々の通常業務に加えて、マスク、手指消毒を毎日行っている。教育委員会としても国の支援を活用し、負担軽減に向けた対策を進めていきたい。
Q. 感染対策、負担がかからないようにお願いします。
ハ 妊婦が感染した場合の対応は
福祉保健部長.コロナワクチンの接種が一番大事。不安がある妊婦はPCR検査の助成制度があるので受けいていただきたい。
中央病院が受け入れ先となる。五島中央病院で受け入れるが、準備を進めていきたい。場合によっては転院もありうる。
経済対策について
Q. 6月議会で必要であれば財政調整基金を使ってでもと市長は述べていた。議会中の提案をお願いします。
就学前の子供に係る国保税の均等割負担軽減について
Q. 5割を国が負担するとの事だが、検討は。
市長.ずっと要望のあった就学前の負担軽減だが、4月から実施できそう。宿題が終わったと思ったが、残りもという事で市の負担も出てくる。
これまでも申し上げた通り、自治体の財政によって異なるのではなく、国の施策によって対応すべきものと考える。
さらなる拡充を市長会と一緒になって要望していきたい。
Q. 国の制度とさせるためには、自治体でも厳しい財源の中で努力をする必要があると感じている。市としても検討を、これからも繰り返し提案していきたい。
二次離島などの住民生活を維持するため、有人国境離島法を活用した施策の検討を
Q. 国境を守るための法案であると理解しているが、簡単に説明を。
総務企画部長.H29に施行された同法の目的は、特定国境離島に関して人口を維持することが目的。
Q. 無人島を作らないためという事だが、二次離島はさらに格差が広がっている。安心して住み続けられるためには、生活を維持するための財源が必要であり、国に求めていく必要があると考えている。
市長.運賃の低廉化を中心に活用しているが、さらなる拡充を要望しているが、50億円のハードルで中々進まないのが現実。離島全般の問題として取り上げた方が良いと考えている。離島振興法であれば140近い団体が加わることになるので、離島振興法の改正・延長を要望していく。
意見書を取りまとめ、小規模な離島に関する要望・移動販売車への支援などきめ細かい支援が出来そうなので、強く働き掛けをしていきたい。
Q. 離島振興法の改正で働き掛けでしていきたいとの事だが、船賃や商店だけでなく、子育て医療・介護がしっかりなっていないと住み続けられない。離島振興法の中での要望は大事だが、国境離党法の中での文言も活用し、頑張っていただきたい。離島の議員・県議・国会とも連携しながら頑張っていきたい。
長崎の町づくりの公演を聴く機会があり、国土の確保という面が述べられていた。住居手当の支給という話もあったが、安心して住み続けられる島のためにぜひ要望をしたい。
市長.法律の制定を作成するためには、防人手当として、同じように頑張っていきたい。議員発議での離島振興法の延長なので、そこは江川議員の方からも協力を賜りたい。