テレワークはストレス?
東京一極集中の是正を目指す政府の2021年「まち・ひと・しごと創生基本方針」案が7日、判明し、
テレワークを推進する自治体の数を1000に増やすと紹介されています。
https://www.nishinippon.co.jp/item/o/751617/
しかしながら、テレワークが与える心身への影響はどうでしょうか?
リクルートキャリアが行った調査によると、
テレワーク経験者の6割、テレワーク前にはなかったストレスを実感
したとの調査を報告しています。
https://www.recruit.co.jp/newsroom/recruitcareer/news/pressrelease/2021/210122-02/
そこで本日は、テレワークで生じるストレスの原因を3つ紹介し、対処法も紹介します。
この記事を参考に、ご自身に合ったストレス解消のリズムを見つけていきましょう。
ストレスの原因
1.コミュニケーション不足
人間はコミュニケーション不足が慢性化すると、不安感・孤独感を感じる事が多いようです。
これは多くの事例で実感できると感じます。
会社での仕事をする場合、定期的にコミュニケーションをする事が必要です。
リクルートキャリアの調査によると、ストレスの有無は「雑談の有無」によっても差が生じるとの結果でした。
確かに、ずっと一人で黙々と作業をしているとストレスが溜まりますよね。
2. メリハリ不足
メリハリ不足も大きなストレス要因となります。メリハリが不足すると、
- 仕事と生活の切り替えができず効率が落ちる
- 張り合いがなくなり、労働時間が長くなる
- 仕事とプライベートの境界線が曖昧になる
など、様々な形でストレスのタネが増えます。
あれ、気が付いたらこんな時間だった。。。
というのはよくある事ですが、メリハリをつける事が大事ですね。
3.運動不足
テレワークの場合、「出社」に伴う歩行運動が無くなるため、ストレスが溜まりやすくなります。
メリハリのあるテレワークを実現するためにも、定期的な運動習慣を持つことが必要になります。
私の場合は朝か夕方に走るようにしています。
ストレス解消方法は「テレワークプラン」
以上、3つのストレス原因を紹介しました。
これらの原因を解消し、生産性が高くストレスの少ないテレワークを実現する方法は、「テレワークプラン」を作成する事です。
テレワークプランの作成&運用の手順は以下の通りです。
①大枠の作成
時間帯ごとに、ご自身の「大まかな仕事の枠組み」を決定します。
大事な事は、1日のスケジュールの中に「ストレスを減らす仕組み」として
コミュニケーション、メリハリ(休憩)、運動をバランスよく組み込む事です。
1つの例として
- 8:00 仕事前の雑談①
- 8:30 仕事①(90分)
- 10:00-10:30 軽い運動①(30分)
- 10:30-12:00仕事②(90分)
- 12:00-13:00 ランチ雑談(60分)
- 13:00-14:30 仕事➂(90分)
- 14:30-15:00 軽い運動②(30分)
- 15:00-16:30 仕事④(90分)
といった形でシフトを組みます。もちろん、完全に計画通りにいかないかもしれませんが、
計画を立てる事で「ダラダラ」を防ぐことが出来ます。
②テレワーク仲間を集める
ご自身に合ったテレワークのスタイルが見つかれば、今度はそのスタイルの中で、
仕事の内外の人といかに休憩・雑談の時間を作るかが大切です。
最近ではTwitterやclubhouseで容易に繋がる事も出来ますし、
リアルな場ではコワーキングスペースを利用するのも有効な手段かもしれません。
➂振り返り&改善をする
一度立ててみた計画に沿って、ご自身の「ストレスレベル」を振り返ってみましょう。
もしかしたら、運動が足りないかもしれませんし、
コミュニケーションがかえってストレスに感じているかもしれません。
ご自身が心地よいと感じる水準まで、テレワークプランの見直しをしていきましょう。