前回の記事では、「背景と狙いをブログに書こう」と思ったきっかけをご紹介しました。
本記事では、その背景と狙いを出来る限り丁寧に書こうと思います。
一般質問の目的
私の一般質問の目的は
若い世代に市政に関心を持ってもらう事
です。五島市では、
市議会?なにそれ、美味しいの??(*’ω’*)
という方が殆どではないでしょうか。
それもそのはず、議会は
- 日中の昼間に行われるから、生で見る事は難しい
- 登壇される議員に「若手」がいない
- 扱うテーマが小難しい(後期高齢者医療保険料の所得水準毎の窓口負担割合が・・・)
こうした理由で、わざわざ家に帰ってからインターネットやケーブルテレビで「市議会」を見ようとは思いません。
ネットフリックスとかYouTubeを見る方が遥かに楽しいはずです。
ただ、私としては五島がもっと良くなるために、「若い世代の政治参加」が欠かせないと考えています。
どうしたら、若い人が市政に関心を持つだろう・・・?
その想いで、一般質問のテーマを選びました。それでは本題です。
成人式と出初式について
成人式は中止し出初式は行うという判断を、市長はおかしいとは感じなかったのか
多くの若い世代から、
一生に一度の成人式が無くなり、毎年恒例の出初式をやるのは納得できない!(; ・`д・´)
という声が挙がりました。それに加えて
もし出初式でコロナが拡大したら、誰が責任を取るんだ!?
という声もありました。
そうした疑問に対して、行政からは何ら納得できる説明はありませんでした。
(おかしい。納得できない。。。)
と感じる市民が多い中、この件に関する「市長の認識」をまずはお伺いしたいと思いました。
成人式を中止した理由と、出初式を中止しなかった理由は
ここから先は、「理由」のおさらいです。
両者の判断理由を市民の皆様に明らかにして頂きたいという趣旨の質問です。
出初式の開催について、他のイベントとの整合性の観点から検討はされたのか
どちらのイベントも、コロナ下で苦渋の決断だったと思います。
そのため私は、その「判断自体」にとやかく言うつもりはありません。
ただ明らかにして頂きたいのは、両者の間で「市役所として、イベント全体の判断」がなされたかどうかです。
コロナ下におけるイベント開催の最終意思決定者と責任者は
最後にこれは、最も肝心な点です。
意思決定を行う最終的な権限は誰にあるのか、明らかにならない限りは、ずっと「もやもや」を抱えたままです。
例えば福岡市では、市長の判断で成人式を行いました。
政治家として、若い世代に刺さるメッセージですので、是非見てみてください。
https://lineblog.me/takashima/archives/67160371.html
市長の情報発信について
リーダーの情報発信の必要性について市長の考えは
先ほどの高島市長のブログのように、
政治家の声が届く事が、若い人への政治参画を促す第一歩
ではないでしょうか。
しかし残念ながら、成人式を巡って「市長の説明」は「若い世代」に届いていませんでした。
おそらく、
- 情報発信の必要性は感じています
- 発信することにより、情報の
重要性を市民へ認識してもらいます
というのが回答になるかと思いますが、もしそうであれば、
若い人への説明をする必要があったのではないか?
というのが質問の趣旨です。
市長就任以来、五島市のリーダーとしてどのような情報発信をしてきたのか
そもそも論として、市長の声は市民にしっかり届いているのでしょうか?
https://www.city.goto.nagasaki.jp/li/shisei/010/010/020/index.html
現在は「市長の眼」というコラムが毎月1回掲載されていますが、これで十分でしょうか?
私としては、もっとSNSやブログを活用すべきではないかと思います。
前年ながら市長のTwitterは9月7日で更新が止まっています。
選挙が終わって更新が止まるという、政治家あるあるのパターンです。
若い人へのメッセージ発信の今後の方針は
「市長の声」が市民に届かない事は、市政運営の大きなボトルネックです。
五島市が何かをやろうとしても、普段からの声が届いていなければ、「結集」できません。
過去には「ゴミ焼却場」や「旧大波止ホテルの解体」など、市の説明不足で様々なトラブルが生じました。
そのため、日常的に声が届いている事が、市政運営には大切です。
その辺りの問題意識をお伺いしたいです。
(続く)