【withコロナ】島の経営方針は外需依存からの脱却

こんばんわ。

最近梅干の苦手を克服した中西です。

本日は、選挙が間近に迫って感じる事についてです。

今までは、割と個人で動くことが主流でした。

ところが、選挙が近づくにつれて、

自分一人ではどうにもできない事

が増えてきました。

そもそも、選挙は一人では到底戦えません。

色々な準備をする中で、数多くの方にご協力を頂いています。

とても感謝しています。

そのおかげもあり、最近では少しずつ可能性が見えてきたようにも感じます。

数多くの関係者からのご支援のお陰で、なんとか少しずつ階段を上れています。

 

あと少し、もうひと踏ん張りです。

 

本日は、

よく聴く声

と、それに対する回答の紹介です。

なかにしさんは何がしたいのか、よく分かりません。

そうした声を耳にしますので、「現在の市政と中西の方針を比較」してみます。

A4資料はこちらから。

seisaku4

財政、経済、雇用、生活、市民

という5つの切り口で比較をしてます。

【1. 財政】コロナ対応VS大型建設事業

お金をどう使うか?

が政治の大きなテーマです。

私は不要不急の大型建設事業を中止し、新型コロナへの支援や備えを強化すべきだと考えます。

【2. 経済】内需VS外需

地域内で経済をどう回すか?

が大きな市政方針の分かれ目です。

特に五島は島国ですので、他の市町村との物理的な隔たりがあります。

現職の市長も1期目の就任時は「経済の問題」を大きく取り上げた事で当選しましたが、現在は「内需」よりも「外需」主導型です。

コロナショックの長期化が避けられない今こそ、経済の循環・自給率を高める方向性が求められます。

【3. 雇用】調整VS拡充

島の経済を回す上で、雇用・職場環境への働きかけが肝心です。

五島市は、国境離島新法をフル活用し、雇用を拡充してきました。しかしその一方で、医療・介護・福祉など、社会的に必要とされる分野での人手不足が深刻化しています。

コロナでの需要が高まるこうした福祉医療系の分野こそ、行政が介入をして雇用を調整すべき分野です。

関連資料:三つ折りパンフレット

【4. 生活】地元重視VS移住者重視

地元の人をどれだけ大切にするか?

が大きな政治的テーマです。

(移住者の私が言うのも変な話ですが)五島市はソトモノ偏重になっているという声を多く耳にします。

そのおかげで、人口の社会増(転出者<転入者)は達成されました。

しかし、今後はコロナの影響により、益々「移住者獲得競争」は激しくなるでしょう。

移住者への餌を蒔けば蒔くほど、地元に使えるお金は減ります。

地元で困っている方は沢山いるので、まずはそうした方々への支援を手厚くするのが本筋です。

【5. 市民】幅広くVS 範囲限定

行政が行う政策の出発点は、市民からの要望や想いです。そのため、

いかに多様な意見を情報収集するか?

という点が非常に大切です。

https://nakanishidaisuke.com/2020/07/05/sichounoshigoto/

現在の市民アンケートでは、情報収集として不十分であるため、より多角的な方法での収集が求められます。

まとめ

従来の五島市は、

  1. 外からのお金(国・県)に頼って大型事業を推進し
  2. 外からのお金(観光)を頼りに経済を回し
  3. 外からの企業に頼って雇用を増やし(国境離島新法)
  4. 外からの移住を促す力を高め
  5. 地元の声はあまり取り入れられていません。

しかし、コロナショックにより、いわゆる「外需頼み」が軒並み深刻なダメージを受けました。

これからの時代、目指すべきは、地域の経済循環や自給率と言った、内面の力を高める事です。