みなさんこんばんわ。
人間の器を大西までレベルアップしたい中西です。
さて、本日は経済対策としての大西つねきさんの紹介です(五島にもこられました)。
今回はこの動画。
二時間の動画ですが、私の印象に残った部分は
- 日本は世界一の対外純資産国だが、国内で使っていない
- ドル/円の相場が崩れれば、日本は対外負債国に転落する
- 日本はアメリカの属国(あるいはそれ以下)
- 今の金融システムは根本的に間違っている
- 日本の国家経営も根本的に間違っている
- それを選んだのも、全て私たち一人一人
今の状況を作り出したのが私たちだとすると、「今の政府の失態」というよりも、
私たち一人一人が、基本的に人任せにしてきたこと
へのツケなのかもしれません。そのため、根本的な態度として、
人に何かを任せる事
自体、辞めなければいけないのだと感じます。
それは「民主主義を半ば諦める」という部分にも繋がります。
https://nakanishidaisuke.com/2020/03/16/slow-internet/
考えてみると、私たちは生活の多くの部分を、
「自分以外のもの」に依存しています。
- 国家の年金や社会保障
- 病院の薬品やワクチン
- 他人からのの評価
国の対応が誤れば文句を言い、スーパーのマスクがないと愚痴をこぼし、他人に裏切られると心を痛めるーー。
もちろん、私たちは一人では生きていく事は出来ません。
ただ、私たちは、本当に生きていくために必要なモノを、あまり考える暇もないまま、社会システムの奴隷になってしまっているのではないでしょうか?
今回のコロナショックでは、色々な「ぼろ」が出ました。
国や自治体への不平/不満を述べ出したら、星の数ほど出るでしょう。
それらは全て、過度に期待し過ぎた結果です。
インバウンド需要、IR産業、成長戦略・・・
そうした「依存」から抜け出す必要があるのでしょう。
依存から抜け出すには
私たち一人一人が、「自分の頭で考えて行動する事」が大切だと感じます。
考える、というのは、言い換えると汗をかくという事です。
マコなり社長は、「考えを文章にする事」だと言っています。
私も「考える」というのは、「手を動かす事」だと思っています。
敵も味方もいない
私はよく、五島の集落によく足を運ぶのですが、一つ気が付いた事があります。
それは、「弱い犬ほどよく吠える」という事です。
わんわん!
と吠える犬の方に近寄ってみると、足が震えていたり、その眼の奥には恐怖心が宿っていたりします。
人間も同じで、基本的には「弱い動物」なので、すぐに「敵」と「味方」を作りたがります。私も実は、集落を訪問する中で、
「あ、この家は『敵陣』だな~(止めておこう)」
と思う事があります。しかし、本当を言えば敵も味方もありません。話を聴いてみると、案外、自分に好意的だったりもします。
誰しも、傷つくのは怖いものです。
だから、心の中で「敵」とか「苦手な人」を作り、距離を置こうとします。そう考えると、「敵」を作っているのは、
傷つきたくないという、弱い自分の心
です。
その意味では、市民であるとか、敵側だとか、そういう話ではなくて、
人間を「純粋な一人の人間」として、色眼鏡を付けずに見れるかどうか?
が試されています。
政治家/高齢者/先生/こども/障がい者
という風に、私たちは人を「立場や見た目」で判断しがちです。
しかし、それ自体も正しい目を曇らせる大きな壁です。
こうした点からも、曇りのない目で人を見れるようにせんばと反省する今日この頃です。
日々、多くの方から気付きを頂き、「自分磨き」が出来る事に感謝です。