みなさんこんにちわ。
トライスロンが中止でも、苦手な水泳は続ける中西です。
さて本日は、偶然にあった出来事について、書いてみたいと思います。
市長選挙は孤独なレース
市長選挙に出馬する事は、あまり一般的な事ではありません。
特有のアレコレや、しがらみがあります。
- 変な噂を立てられたり
- 人との接し方を変えたり(基本挨拶)
- 町の歩き方を根本的に変えたり(基本ゴミ拾い)
そんな貴重な経験をさせて頂いている事に感謝しています。
(このままいくと、仏に進化する気もします)
しかし一方で、
出場した人しか分からない「ツラさ」や「あるある」を共感できないじれったさがあります。
例えば椿マラソンで言えば、
毎年風がきついですよね(^^;)
とか
坂がヤバいですよね~
っていう、共通の話題があります。
しかし、選挙のレースはどこまで行っても孤独です。
全国を探せば、同じように出場経験がある人はいますが、その数は極めて少数です。
そうした事もあり、2019年に北海道の江別市の市長選挙に出馬された方との対談は、非常に楽しかったです。
現職との出会い
私にとっての市長選挙は、
- 未知のレースであり
- 極めて厳しいレースであり
- 非常識な目標に挑むレース
です。コロナウイルスという異例な状況も、少なからず選挙に影響を与えると予想されます。
その意味では、私と同じように移住して来た方が現職と一騎打ちとなる、「壱岐市の市長選挙」に注目しています。
https://www.nbc-nagasaki.co.jp/nbcnews/detail/3653/
自粛ムードの中では、現職と新人、どちらに有利になるのだろう??
先日も、そんな事を考えながら福江の中心部を歩いてポスティングをしていました。
ふと、後ろから声をかけられて振り返ると、一目で分かる豊かな白髪と、びしっとしたスーツ姿の男性が立っていました。
そう、「現職の市長」です。
いつも、歩かれているそうですね。
頑張りましょう。
彼も私と同じように、週末に自分の足で歩いて回っていたのです。
私は何だか、不思議な気持ちになりました。
彼は私にとって、選挙上は「敵」です。
しかし同時に、私と同じく、
長くてしんどいレースを共に走っている「仲間」
のようにも感じました。
椿マラソンで言えば、たった2人だけでどちらが早いか競争しているようなモノです。
走る競争なら自信はありますが、こと選挙となると、圧倒的に私は不利です。
しかし、私も日々島を歩いていると、「このままじゃいけない」という話を聴きます。
地方自治の在り方、予算の使い方、トップの在り方、そして五島の未来・・・
現職に対する「批判的な」声もちらほら耳にする一方で、私個人としては、現職の市長に対して、なんら恨みはありません。
正々堂々、悔いのないように戦いたい、と思いました。
異例のレースと共同作業
2020年は、世界の日本も「異例の状況」が続いています。
そうした中、長崎県では、4つの自治体で首長選挙があり、
そのうち壱岐と五島では「移住者の若手が出馬」するという、
過去に例のない状況になっています。
私はワクワクしながら、同時にピリピリしています。
頑張りましょう
その言葉を聞いて、不思議な感覚ですが、私は嬉しく思いました。
選挙は1人で孤独なレースではなく、「一種の共同作業」です。
つまり、現職の市長と新人の私とで、
市民にとって、判断しやすい選択肢
を提供する事が、今回の選挙の大きな意味だと感じています。
彼がAなら、私がB。
私がCなら、彼がD。
そんな選択肢が理想的です。
市場経済で独占が忌避される事と同じように、民主政治でも寡占は腐敗を招くため、緊張状態が求められます。
ただ、まだまだ私の声は、圧倒的に市民の方に届いていないのが現状です。
- 今の政治とは何が違うのか?
- コロナで変わる世界情勢の中で、どういった方向性を目指すべきなのか?
- そもそもなぜ、若者移住者が出馬する必要があるのか?
こうした部分を、しっかり伝える事が重要だと感じています。
まだまだ私は未熟であり、しばしば軽率であり、そして勉強不足です。
そうした中、日々マッハで勉強し、学ばせて頂いています。
コロナ対策も念頭に、ピンクの車とピンクのTシャツで、出来る限り多くの方に知って頂けるように活動をします。
とりあえず、現時点ではYouTubeでの情報発信をもっと磨きたいです。
そして今後も沢山「市長への手紙」を書いたり、
「政策的な批判」をするでしょう。
気持ち的には、流血必死のボクシングに臨む感じです。
それは全て、市民の方に「見て、判断して頂く」ためです。
五島で暮らす方、そして将来も五島に関わる方のために、
一緒に「良い選択肢」を作っていく「仲間」
として、今後とも頑張りましょう。