おはようございます。
五島でもバンジージャンプする場所が欲しい中西です。
昨日の記事の続きです。
https://nakanishidaisuke.com/2020/03/25/gyoukaku1/
目次
②市民との協働によるまちづくりの形成
9.地域課題解決に向けた 「地域円卓会議」及び 「地域未来会議(座談 会等)」の開催
大綱によると、
今後、地域では、ますます過疎化や高齢化の進展によ り、地域を支える人材の不足や住民同士のつながりの希 薄化、地域コミュニティ機能の弱体化が懸念されるとこ ろである。これから、行政、まちづくり協議会、地域づ くりを行う団体等が互いに連携し、いつまでも住みやす い地域づくりを進めていかなければならない。
とあります。
現在、年に2回行っている①地域円卓会議に加えて、②地域未来会議 というのを行うらしいです。地域課題を話す場は、今後も必要だと感じますが、両者の違いが今一つピンとこない印象です。
10.災害に強いまちづくり の推進(自主防災組織 活動の促進)
自助・共助の活動を通して地域の防災力を高め、災害 による被害の軽減につなげるための、自主防災組織活動 を促進するための環境づくりを推進する取り組みとし て、防災訓練を実施する。
これは良い取り組みだと感じます。
11.消防団員確保の促進
少子高齢化、人口減少に伴い、消防団員数も減少を続 けている中で、消防団員1人が支援する住民の人数を維 持し、地域防災力の向上に寄与します。
とありますが、団員の確保に向けた具体的な方策が見えてきません。
他の目標では数値的に良くなる形で書かれていますが、この項目は令和6年度の段階で「現状維持、又は不明」となっています。
12.五島市男女共同参画計 画の推進・策定
女性が能力を十分に発揮できる社会の実現を目 指して「第3次五島市男女共同参画計画」を推進すると ともに次期計画の策定を行う。
とありますので、ここでは言及を避けます。
13.五島市PR指針の推進
修正地域参画総量 321.6pt(64.58%)→ 修正地域参画総量 327.8pt(65.72%)
とありますが、「なにそれ?」という感じがします。
役所の内部で独自の言葉を使うのは問題ないですが、市民向けの資料に「市民が理解できない言葉」を載せてしまっては、本来の目的である「市民との協働」が図れないと感じます。そもそも、この資料自体、ただHPに載せているだけなので、おそらく市民の1%も見ていないのではないでしょうか。
14.岐宿地区の公民館分館 の在り方について(分 館機能の在り方)
現在4地区に点在する分館について、新たな在り方を検討する項目です。
しかし、なぜ岐宿だけ登場するのでしょうか。他の地区も同じテーマを抱えているはずですが、その辺りの事情も鑑みる必要があると感じます。
まとめ
私がリーダーだったら、「市民との協働」という目的を達成するためにやるべきことは、
市民と行政職員との接点を増やす
です。そのためには、役所内部の事務仕事を最小化する必要があります。
五島市長はH29年9月の市議会答弁で、
職員に対してもそういった営業をやはり職員みずからもやってもらいたいという思いがありまして、地域に出ろ、地域に出ろということで今、指導をしているところであります。
と述べています。
地域に出るためには、次の章で取り上げるBPOを最大化させ、「職員が外に出て、市民と向き合う時間を捻出する事」が、トップのやるべきことです。