国境離島新法第二回の採択者分析

  • 2018年10月1日
  • 2019年11月3日
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国境離島新法

離島の企業で役立つ「国境離島新法」のH30年度2次募集結果が発表されました。

国境離島新法関連の情報はこちら

そこで本日は、2次募集で採択された事業者の分析をしてみます。

採択率は?

五島市のHPによると、

平成30年6月25日(月曜日)から7月31日(火曜日)にかけて第2回公募を行ったところ、13件の応募がありました。

外部有識者を含めた審査委員会の審査を経て、以下のとおり11件(創業2件、事業拡大9件)を採択しました。

なんと今回は、11件中の13件。率にすると85%の驚異的な採択率となっています。

これはもう、書いたもの勝ちですね。

ただ、事業によっては「審査の前に足きりされる」応募も数件あったと考えられます。

採択された事業は?

事業者と概要はこちらに掲載されています。

その半分以上が、

五島の食品を活かして島外に販売する(製造~販売)

ビジネスとなっています。

残りの半分は、

五島の観光を促進する(宿泊~飲食)

ビジネスという感じです。

3年目の予測

自民党政権が続く間は、3年目も「雇用機会拡充事業」が続きそうです。

2年目の傾向を踏襲して、

いかに外貨を稼ぐビジネスか?

という点が、採択基準の鍵となりそうです。

SUPビジネスの2年目を終えた感想としては、

まだまだ遊べる場所が少ないヨ!

という観光客からの声を伺います。私もそう思います。

五島の観光は現在

  • 夏場だけしか集中的に人が来ない
  • 団体観光は主にツアー会社のバスツアー
  • 個人観光はレンタカーで景勝地巡りが定番

という感じです。3年目も引き続き、インバウンド×団体というフィールドでの注目度は高いのではないでしょうか。