私って依存症かも・・・?
と思った事ありませんか?
実は依存症には、様々な種類があり定義もあいまいです。
本記事では、依存症の種類と診断方法について紹介します。
ご自身や、周囲の方の不安を解消するきっかけになれば幸いです。
依存症の定義
明確な定義はない
厚生労働省のHPによると、依存症とは
特定の何かに心を奪われ、「やめたくても、やめられない」状態になること
であると紹介されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000149274.html
「特定の何か」ではないので、「〇〇依存症」という事で何でも適用可能です。
依存症の特徴
依存症の特徴としては、以下の点が挙げられます。
- 徐々に悪化してしまう
- 考え方が極端になってしまう
- 問題や事実を認められない
- 家族を巻き込んでしまう
こうした事例に少しでも心当たりがあれば、依存症の兆候があると考えられます。
依存症のリスク
気が付きにくい
依存症の最大のリスクは、本人が依存症である事に気が付かない事です。
依存症である事に早期に気が付けば、改善するのは簡単です。
しかし、気が付かずに依存症が進行してしまうと、
取り返しのつかないレベルまで至り、改善するのが難しくなります。
誰でもなる可能性がある
見落とされがちですが、依存症は誰でもなる可能性があります。
普段の生活を振り返り、依存症になっていないか、近い人同士で確認し合う事も大切です。
依存症の種類
同じく厚生労働省では、2種類の依存症が紹介されていますが、
私の見解では「もっと欲しい」タイプと「失いたくない」という2種類の原因があります。
「もっと欲しい」が原因の依存症
「もっと欲しい」が原因の依存症は、脳内の快楽物質(ドーパミン)に支配されています。
1. プロセスへの依存
プロセスへの依存は、特定の行為や過程に必要以上に熱中し、のめりこんでしまう症状のことを指します。
プロセスへの依存症が進行すると、
「気が付かない間に長時間ハマってしまう状態」になってしまいます。
例えば、
- ギャンブル依存症
- ゲーム依存症
- スマホ依存症
などが該当します。
2. 物質への依存
物質への依存は、精神に依存する物質を原因とする依存症状のことを指します。
物質への依存症が進行すると、
「それなしではイライラする状態」になってしまいます。
例えば、
- アルコール依存症
- タバコ依存症
- 薬物依存症
だけでなく、炭酸飲料、特定の食べ物、などが身近な例として挙げられます。
共通している事
「もっと欲しい」が原因の依存症に共通していることは、
- 脳内に快楽物質が作られる
- 繰り返し、より強い刺激を求めたくなる
- それなしでは生活に支障が生じる
など、依存症が気が付かないうちにどんどんと進行する事です。
「失いたくない」が原因の依存症
「失いたくない」が原因の場合、依存の対象がものやプロセスではなく「人」に向かいます。
関係性への依存
関係性への依存は、恋人や配偶者、友人といった「人」に向けられ、
依存が進行すると、DVやストーカーにつながることもあります。
依存症の診断方法
こうした事から、依存症に早期に気が付くことが大切です。
医療法人十全会 聖明病院のHPでは、ネットから簡単な診断が出来ます。
私もやってみたところ、今のところは大丈夫でした(*^-^*)
診断自体は数分で出来ますので、まずは気軽に試してみるのはいかがでしょうか?