長崎県の主催イベント
に参加しました。
- 人工衛星を打ち上げて宝探しをしたり
- 地震の予知と言うチャレンジをしたり
- 廃材の再利用をしたり
- 島のホッピング券を作ってみたり
色々と非常に面白そうなプランが発表されました。
で、プランとしての完成度を高めるために、あれやこれやの検討がされていたのですが、私は冒頭でこんな風に言いました。
離島はやったもの勝ち
それは離島のビジネス環境が、
- 魅力的な資源の宝庫であるにも関わらず
- それを活用しようとするプレイヤーが少ない
ためです。
そこに「都会の成功モデル」を当てはめること自体、「スタートダッシュが切れない」という面で、一つの失敗なのではないかと思います。
プランを考えることに時間を裂くことで、プランを実行するまでの時間が長くなってしまうからです。
幾つかのケースを想定してみましょう。
- 計画はざっくりだけど、とにかく始めるケース
- 計画をある程度入念に仕上げてから始めるケース
- 計画を完璧にしてから始めるケース
この場合、ケース毎の成功確率は、競争相手の数に依存します。競争相手が多ければ多いほど、計画の完成度が要求されます。なぜならビジネスは、ゼロサムゲーム的な「パイの奪い合い」と言う側面がありますからね。相手を出し抜くためには戦略と計画が必要です。
しかしながら、競争相手が少ない離島のような場所では、計画の完成度よりもスピード感が大事です。
とにかく日本人は、「完璧な計画」にこだわり過ぎて、「はじめの一歩」を踏み出せる人が少ないのではないでしょうか。
お金と同じ
お金を持っていること自体には、1円の価値もありません。
お金は「使うためのもの」ですから。
考えてみれば当たり前のことなんですが、どうも錯覚をしている人が多いように感じられます。
それと同じことで、ビジネスプランも「持っていること自体」には1円の価値もありません。
それがどれだけ素晴らしかったにせよ、1ヶ月も2ヶ月も後生大事にビジネスプランを磨いていることは、硬貨をブラシでピカピカに磨いているのと同じです。
走りながら修正していく
世界は日進月歩で状況が変わっていますから、
「昨日の計画書」は、既に「時代遅れ」です。
今の時代は、計画を修正しながら走ることが必要とされます。
そんなスピード感で、今回企画に参加された方が一秒でも早く「計画」を「実行」を移してくれることを期待しています。
私がお手伝いできるのは、
- 補助金の活用方法
- 広くて安い土地を見つける協力
- 地方の有力者の斡旋
などです。私も積極的に関わって行きたいです。