このページでは、
「ランダムな漢字2文字の組み合わせによって『元号』が偶然当たる確立の計算式」
を紹介しています。
(計算前に)ルールの確認
元号を決める際のルールは以下の通りです。
- 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
- 漢字2字であること。
- 書きやすいこと。
- 読みやすいこと。
- これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
- 俗用されているものでないこと。
今回の計算では、明治~平成にかけての「画数の総和」(平均=13)を基にして、「組み合わせで使用される漢字の画数の総和は19以下」だろうと予想しています。
STEP1. 常用漢字から画数の多い漢字を除外
母数となる漢字はこちらのサイトを参考にしております。
常用漢字の数(2136)の中で、20文字以上の「22」を引いて「2114」になります。
STEP2. 使われなそうな漢字を除外する
地名や名前として、明らかに使われなそうな名前を削除します。
参考情報はこちら。
NGワードは「167」個でしたので、対象となる漢字の数は「1947」になります。
STEP3. 組み合わせの総和を行列で集計
漢字の画数に対して、該当する漢字が幾つ存在するか?を縦と横にそれぞれ集計していきます。この時、重複もカウントします。
2文字目画数 | |||
1文字目画数 | 存在数 | 1 | 2 |
1 | 1 | 2 | |
2 | 2 | 4 |
集計表のイメージ↑
完成した表から得られる総和を、「足して20以下」という条件を満たすように、2で割ります。
そうすると、結果としては、
1,866,017
という結果となりました。
つまり、ランダム漢字を二文字組み合わせると、
180万分の1で当たりそう。
という感じです。ちゃんちゃん。