AI技術を活用し地方自治(政治/行政/選挙)への関心を高めるアイデア

最近AIの進歩が凄すぎて、衝撃を受けています。

それでふと、この技術を「地方自治(政治/行政/選挙)への関心を高める事ができないか?」

と考えた時、アイデアが生まれたので紹介します。

地方自治体の議会議事録からコンテンツ作成

地方自治体の議会議事録からコンテンツ作成。

これが非常に有効であり、広がる可能性のある分野かなと思いました。

その理由は、地方自治体の議事録データは膨大であり、正確性は高いモノの、人間が読みこなしたり整理したりするのには膨大な時間と労力がかかるからです。

こうした仕事こそ、まさにAIの出番です。そして私がぜひとも取り組んでみたいテーマです。

イメージとしては、〇〇自治体の議事録を基に

  • 人物(首長や議員)ベースでの小説
  • 政策ベースのドキュメンタリー

を作成する事が可能です。現状の議事録の問題点は、それがしっかりと時系列で整理されているモノの、

「ストーリー化されていない」という事です。

議事録から小説やドキュメンタリーと言った「ストーリー」を生み出し、その文字情報を基にして、

  • 漫画
  • アニメ
  • 動画
  • 音声コンテンツ

など、様々な領域に二次創作を容易に制作する事が出来ます。例えば五島市で言うと、

九州初の女性市長(中尾郁子氏)が挑む合併自治体のドラマ~2004年-2012年

というタイトルの漫画を、議事録から作成可能です。

従来は、二次創作を作るにはをそれぞれの専門人材が必要でしたが、生成AIの進歩により、二次創作を生み出すハードルはぐっと下がりました。

これを全国の自治体で制作する事が出来れば、とても面白いと思うし、政治に関心を持つ人も増えると思います。

実現する手段

早速こうした制作活動を行ってみたいと考えています。

どうしたらこのプランが実現可能かも、AIが教えてくれます。

簡単に紹介すると

  1. 一次情報(議会議事録)をサイトからダウンロードする
  2. ベクトルDBに①を登録しRAG構築
  3. API連携し、生成AIがデータを参照・分析できるようにする

用語が難しいですが、要は既存のAI技術に加えて、議会の議事録データも参照できるようにする、という事です。

https://qiita.com/ksonoda/items/ba6d7b913fc744db3d79

現状だと、多くの生成AIは社内の情報にアクセスできないのと同様に、➂には到達していないようです(公開はされているけどフォーマットは自治体によりバラバラ)。

こうした事を、まず五島市で出来ないか少しずつ検証してみたいと思っています。