【五島市議会】令和7年9月定例議会開会

2025年9月10日に開会となった五島市議会の定例会です。

10:00ー11:05

服装について

省エネ対策の一環としてノーネクタイとして、6月から通年の軽装を可能とした。品位を損なわない節度ある正装として配慮いたします。

会期の決定について

10月1日までの22日間に決定

議長報告

令和7年9月五島市議会定例会議長報告 議長報告をいたします。 7月18日、全国離島振興市町村議会議長会令和7年度第1回総会及び長崎県離島振興市町村議会議長会令和7年度第1回臨時総会が、それぞれ東京都で開催され出席いたしました。 まず、全国離島振興市町村議会議長会令和7年度第1回総会では、北海道利尻富士町の議長である飯田会長のあいさつの後、議事に入り、役員の異動報告があり、令和6年度収支決算を承認し、令和8年度離島の振興に関する要望項目を原案のとおり決定いたしました。最後に、役員改選が行われ、新会長に山口県上関町の岩木議長が選任されました。 総会終了後は、離島振興に関する研修会が開催され、鹿児島県立大島病院麻酔科部長大木浩氏を講師とし、「離島血液供給体制における現状と課題」について講演が行われました。 次に、同日開催された長崎県離島振興市町村議会議長会令和7年度第1回臨時総会では、佐世保市・対馬市・五島市・西海市及び新上五島町の議会議長の異動報告と、令和7年2月の定期総会以降の会務報告を受け、令和6年度歳入歳出決算を異議なく承認し、閉会いたしました。 次に、7月29日、防衛省全国情報施設協議会の総会が東京都において開催され、野茂副議長が出席いたしました。 総会では、会長である宮崎県串間市議会議長のあいさつに続き、来賓として、国会議員で組織する防衛省全国情報施設振興議員連盟の会長である浜田靖一衆議院議員ほか各国会議員の皆様から祝辞をいただき、続いて航空幕僚監部防衛部長久保田空将補による講演が行われました。 その後、議事に入り、令和6年度の事業報告及び収支決算がそれぞれ承認、認定され、役員改選、令和7年度の運動方針、事業計画及び収支予算が、それぞれ原案のとおり可決され、令和8年度の役員会を島根県松江市で開催することに決定し、閉会いたしました。 次に、8月19日対馬市において、長崎県市議会議長会臨時総会が開催され出席いたしました。 臨時総会では、会長である長崎市議会の岩永議長のあいさつ、開催市の 春田議長と俵副市長の歓迎あいさつの後、会議に入りました。まず、事務報告、協議事項等を承認した後、各市提出の25件の議案審議を行い、すべて原案どおり採択いたしました。五島市議会からは、「有人国境離島法の確実な延長及び支援制度の拡充について」、「離島航路におけるジェットフォイルの更新について」、「海洋再生可能エネルギーによる島づくりの支援について」、「福江空港の機能強化について」を提案し、採択されております。 その後、九州市議会議長会理事会への長崎県13市共同提出議案の審議を行い、各市提出の議案を「西九州地域の交通網の整備促進について」と「離島振興について」の2件に集約し、提出することに決定いたしました。 翌20日の午後から行われた議員研修会には、私、片峰と木口議員、中西議員、勝本議員、川口議員、山崎議員、田口議員、出口議員、古里議員、下山議員の合計10名が参加し、「議会におけるハラスメント」について講義を受け、研鑽を深めました。 翌21日には、県内の5市2町で組織する長崎県国境離島市町議会連絡協議会が開催され、連絡協議会副会長の木口議員とともに出席いたしました。 会議では、役員改選が行われ木口議員が会長に、壱岐市の土谷議長が副会長に就任いたしました。その後、有人国境離島法に基づく各市町の取り組み状況の報告がなされ、令和7年度の活動としては、令和8年度末までの期限が迫っている有人国境離島法の改正・延長の要望活動を、県や他の自治体と足並みをそろえ、10月30日に関係国会議員や国に対して、積極的に展開していくことを決定いたしました。 次に、私と野茂勇司臣副議長ほか3常任委員会を代表して、中西大輔総務水道委員長、柳田靖夫教育福祉委員長、松本晃産業経済委員長の計5名が、市長、関係部課長とともに県庁を訪問し、県知事及び県議会議長に対し、「有人国境離島地域の保全及び有人国境離島地域に係る地域社会の維持に関する特別措置法」の改正・延長について、「福江空港活用による地域活性化の推進」について、及び「カネミ油症次世代被害者等の救済」についてなど、計10項目にわたり要望活動を行いました。 次に、8月29日、長崎市において長崎県病院企業団議会全員協議会が開 催され出席いたしました。会議では、長崎県病院企業団議会議長として私の 挨拶の後、新任議員及び企業団幹部職員の紹介が行われ、企業長より協議会 報告事項について説明がありました。その後「令和6年度決算及び令和7年 度第1四半期経営状況について」・「離島地区の分娩について」・「離島医療連5 携ヘリ事業の運航等について」・「郷診郷創の取組状況について」本部より 説明があり協議を行いました。その後、千葉大学病院次世代医療構想セン ター長の吉村健佑氏による「政策から見る未来の医療離島・へき地をどう ささえるか」について講義を受け、研鑽を深めました。 以上で議長報告を終わりますが、詳細につきましては、事務局に関係書類を整備しておりますので、必要の向きは御参照願います。

市政報告

令和7年9月五島市議会定例会市政報告 本日ここに、令和7年9月五島市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様方にはご健勝にてご出席を賜り、衷心より厚く御礼を申し上げます。 本定例会におきましては、条例案、補正予算案など重要案件のご審議をお願いするものでありますが、開会冒頭に当たりまして、市政運営の概要をご報告いたします。

【有人国境離島法改正・延長の要望活動について】

8月22日、知事、県議会議長、県内5市2町の市町長で、国及び政府与党へ有人国境離島法改正・延長の要望活動を行ってまいりました。知事から法施行後の成果を説明した後、地域の実情に即して改正し確実に延長すること、特定有人国境離島地域社会維持推進交付金による支援制度の充実、港湾整備、海上保安庁と自衛隊の体制強化や増員をお願いしました。 9月8日には、民間と行政で組織する五島市国境離島振興協議会が開催され、改正・延長に向けた機運醸成を図るとともに、島に住む私たちの声を国に届けようと、10月25日に決起大会を開催することを決定しました。 今後、県や県内自治体と共に改正・延長に向けた具体的な意見書をとりまとめてまいります。全国の離島の先頭に立って、改正・延長に向けて全力で取り組んでまいります。

【子どもの遊び場について】

雨の日でも遊べる子どもの遊び場については、子育て世帯へのニーズ調査などを踏まえた基本構想の素案を作成しました。 この素案では、新たに全天候型施設を市立図書館の隣接地に整備することとし、施設の4つの基本理念を設定しております。 まず1つ目は、夢中で遊べる空間 乳幼児や小学生など全ての子どもが“わくわく”しながら、夢中になって、跳んだり、走ったり、自由に身体を動かすことができる空間にします。 2つ目は、安全・安心な空間 乳幼児が安全に、安心して遊べるように、親子が快適に広い空間で遊べるように、年齢別の遊び場や、障がいのある方も障がいのない方も楽しめる、みんなが一緒に遊べる空間を確保します。 3つ目は、遊びから力を育む空間 様々な「遊び」を通じて「学び」、子どもたちの主体性や好奇心、創意工夫など、いろんな力を育むことができる空間にします。また、年齢が異なるお兄ちゃん、お姉ちゃん達と一緒に遊ぶことで、遊びのルールや思いやりの心を養うことができる空間にします。 4つ目は、ゆっくりとくつろぎ、交流ができる空間 親同士やおじいちゃん、おばあちゃんなど、多くの世代が交流し、親子や孫と一緒に楽しい時間を過ごしながら、ゆっくりとくつろげる空間、新たな人間関係やネットワークが広がる空間を確保します。また、帰省や観光で訪れた方も楽しめる、新たなにぎわいのある空間にします。 素案の内容については、市民の皆様に広くパブリックコメントを実施し、様々なご意見を伺った上で、11月中には基本構想を策定する予定としております。

【プレミアム付商品券の販売について】

8月16日から、事前にお申込みいただいた方を対象に、市役所本庁、各支所などでプレミアム付商品券「五島市つばき商品券」を販売しました。予定していた3万セットを超える応募があったため、一部抽選となりましたが、お申込みいただいた1万5,778人の方に販売することができました。 商品券の使用期限は11月末までとなっております。ご購入された方は、お早めにご利用いただきますようお願いします。

【2025年版アニメ聖地88認定贈呈式について】

7月31日、県庁において、2025年版訪れてみたい日本のアニメ聖地88・聖地認定プレートの贈呈式が行われました。 式では、昨年公開のアニメーション映画「きみの色」のモデル地となった2市1町及び長崎県が、一般社団法人アニメツーリズム協会から聖地認定プレートとご朱印スタンプの贈呈を受けました。
アニメ聖地88は、国内外のアニメファンからの投票に基づき、アニメや漫画の舞台やモデルになった地域や場所、作家ゆかりの施設などを選定するもので、五島市では、「五島の雲山本二三美術館」「蒼の彼方のフォーリズム」に続いて3件目の認定になります。 今回贈呈された認定プレートとご朱印スタンプは、8月26日にモデル地となった旧五輪教会堂に設置しました。聖地巡礼による観光客誘致につなげるため、国内外のアニメファンに向けた情報発信に努めてまいります。

【夕やけマラソン大会について】

8月23日、第39回五島列島夕やけマラソンが開催されました。 今大会は、西海国立公園指定70周年記念事業の一環としても開催され、全国から集まった2,001人のランナーが、公園内の代表地である鬼岳の麓を駆け抜けました。 大変暑い中ではありましたが、選手の皆様はもちろん、運営ボランティアや沿道での応援など大会を盛り上げてくださいました市民の皆様に対しまして、改めて感謝申し上げます。 来年は節目となる第40回大会になります。本大会の更なる魅力向上と参加者の増加に努めてまいりますので、今後ともご支援とご協力をよろしくお願いします。

【映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」五島市上映会について】

7月20日、福江文化会館において、聴覚に障がいのある方やそのご家族の生活、その中にある絆や葛藤を描いた映画「ぼくが生きてる、ふたつの世界」の上映会を開催しました。 上映会には約700人の市民の皆様にお越しいただき、障がいのある方やそのご家族の暮らしについて理解を深め、多様性を尊重する社会の重要性を共有する機会となりました。 今後も多くの市民の皆様が障がいのある方への理解を深められるよう取組を進め、誰もが暮らしやすい地域づくりを目指してまいります。

【南海トラフ地震防災対策推進地域の指定について】

7月1日、国は、南海トラフ地震の最新の被害想定に基づき、南海トラフ地震防災対策推進基本計画を改定し、五島市を含む県内7市1町を、南海トラフ地震防災対策推進地域に指定しました。 指定の基準は、南海トラフ地震が起こった場合の津波の高さが3メートル以上で、海岸堤防がこの水位より低い地域となっており、五島市は、富江港の一部においてこの条件に該当したため、今回指定されることになりました。 なお、津波が到達する時間は約2時間と予想されております。 指定された自治体は、津波からの円滑な避難などを記載した南海トラフ地震の防災対策推進計画を策定するとともに、30センチメートル以上の浸水が予想される地域にある施設については、施設ごとに南海トラフ地震防災対策計画を策定する必要があります。 現在、対象となる施設の洗い出し作業を終えたところであり、県と連携しながら、計画の策定作業を進めてまいります。

【浮体式洋上風力発電事業について】

8月3日、浮体式洋上風力発電事業の最後の1基が、崎山沖に設置されました。今後、試運転などの調整を行い、来年1月に発電所として本格稼働する予定です。すでに稼働している「はえんかぜ」と合わせて9基になり、五島市の一般家庭の8割に相当する約1万6,200世帯分の発電が見込まれます。 市としては、再生可能エネルギーを最大限活用して、ゼロカーボンシティの実現につなげてまいります。

【再エネ電気への契約変更について】

7月28日から本日にかけて、市役所本庁、各支所など市内14か所で、再生可能エネルギー由来の電気への契約変更を促進する説明会を開催しております。 市では現在、令和5年9月に策定した五島市ゼロカーボンシティ計画に基づき、2050年までにCO2排出量を実質ゼロにすることを目指しています。そのためには、皆様が普段使用している電気を、CO2を排出しない再生可能エネルギー由来の電気に変更することが必須となります。

「今、電気を再エネに変えれば、五島の未来が変わる」を合言葉に、CO2排出量を減らし、美しい自然と暮らしを守り、次世代につなげたいと考えておりますので、皆様のご理解とご協力をお願いします。 なお、本日の説明会は、18時30分から三井楽地区公民館で開催いたしますので、まだ説明会に参加されていない方は、是非ご参加ください。

【子ども達の活躍について】

7月22日から28日にかけて、長崎県中学校総合体育大会が開催され、五島市からは10競技に出場しました。 陸上競技では、共通男子110メートルハードルで福江中学校の小柳明希さんが優勝、共通男子走幅跳と三段跳の2種目で福江中学校の池村斗希さんが準優勝を果たしました。 柔道競技では、団体で男子、女子共に福江中学校が優勝し、個人戦では、男子60キログラム級で福江中学校の山口裕剛さんが、90キログラム級で福江中学校の青柳颯さんが、女子44キログラム級で福江中学校の藤田愛莉さんが、52キログラム級で福江中学校の山口起歩さんが、57キログラム級で福江中学校の平山由美さんが優勝、男子66キログラム級で翁頭中学校の荒木我空さんが、73キログラム級で翁頭中学校の荒木悠利さんが、50キログラム級で岐宿中学校の川村一希さんが、女子70キログラム級で岐宿中学校の山本優花さんが準優勝を果たしました。8月7日から9日にかけて佐賀市で開催された九州中学校柔道競技大会では、男子60キログラム級で山口裕剛さんが、90キログラム級で青柳颯さんが優勝、女子44キログラム級で藤田愛莉さんが3位に入賞しております。 8月8日から10日にかけて鹿児島市で開催された九州中学校陸上競技大会では、共通男子走幅跳と三段跳の2種目で池村斗希さんが8位に入賞しました。 8月17日から20日にかけて福岡市で開催された全国中学校柔道大会では、男子団体で福江中学校がベスト8、男子個人60キログラム級で山口裕剛さんが3位入賞という素晴らしい成績を収めました。 8月2日には、第75回「社会を明るくする運動」中学・高校生弁論大会長崎県大会が長崎市で開催され、五島市代表として玉之浦中学校の越首嘉帆さんが出場しました。「大好きな玉之浦」と題し、ふるさと五島の良さを通して、犯罪のない社会を築くための思いを発表し、優秀賞を受賞しました。 8月18日から21日にかけて、全国離島交流中学生野球大会「離島甲子園」が沖縄県宮古島市で開催され、全国の離島から24チームが参加し、五島市からは18人の選手が選抜チーム「五島バラモン」として大会に臨みました。 1回戦は三重県鳥羽市の鳥羽チームと対戦し、勝利しましたが、2回戦は、鹿児島県南種子町の南種子中学校に惜敗しました。 その後、交流戦や野球教室、交流会を通じて、技術の向上や親睦を深めることができました。 子ども達の活躍は、地域の誇りであり活力を与えてくれます。今後も子ども達がのびのびと活躍できるよう、全力でサポートしてまいります。

【高校生議会の開催について】

7月29日、五島市高校生議会を開催しました。 市内5つの高校の代表生徒18人が高校生議員となり、片峰議長による議事進行のもと、市議会本会議と同様に市政一般質問が行われました。 会議では、観光客やUIターン者の増加に向けた取組、若い方が楽しむことができる場所の提供、伝統文化の継承や活用など市政全般に関する質問がなされたのち、「若者が働きたくなる魅力的な“しま”になるための意見表明」が提案され、全会一致で可決されました。 短い時間ではありましたが、高校生と一緒に、どうすれば五島市をより魅力ある“しま”にできるのかについて考えることができました。 このような議会の開催は、島の将来を担う子ども達にとっても、また、私達にとっても大変有意義なものでありますので、今後も継続してまいります。

【ながさきピース文化祭2025について】

9月14日から11月30日にかけて、国内最大の文化の祭典である第40回国民文化祭、第25回全国障害者芸術・文化祭「ながさきピース文化2025」が県内全域で開催されます。14日に佐世保市で行われる開会式には、野茂副議長、川端教育長と共に出席してまいります。 五島市では、10月に東京藝術大学×世界遺産の島・セミナー&コンサートなどの地域文化発信事業や分野別交流事業として「連句」の全国大会を、また、11月には島の民俗芸能祭や障害者芸術・文化祭「みんなちがってみんないい」を開催します。 この機会に多くの市民の皆様が文化に触れ、その魅力を感じ、文化振興へ関心を持つなど、心に残る文化祭となるよう積極的に取り組んでまいります。

【日本・ベトナムフェスティバルについて】

7月4日、ベトナム・ダナン市で開催された日本・ベトナムフェスティバルに参加し、日本とダナン市との協力関係を深めるための「ミート・ジャパン会議」において基調講演を行いました。 会議には、日本からベトナム日本国大使やダナン総領事、ベトナムからはダナン市人民委員会の副委員長やベトナム外務省の次長ら約100人が出席されました。観光面など自治体間の連携をテーマとした討議の場では、五島市の観光資源、再生可能エネルギーや五島日本語学校などの取組を紹介することができました。 また、ホーチミン市とダナン市の日本語学校へ赴き、五島日本語学校への入学を希望する生徒や保護者に向けた説明会を開催しました。参加者には、五島市がしっかりサポートしていることや楽しく生活している生徒の様子を伝えるなど、来年度の新入生の誘致を行ってまいりました。

【県への要望活動について】

8月28日、清川県議会議員にもご同行いただき、市議会から片峰議長、野茂副議長、各常任委員会委員長の皆様と共に、県及び県議会に対し、有人国境離島法の改正・延長について要望を行いました。 知事からは、これまでの成果と今後の課題をしっかりと国へ伝え、法律の確実な延長、中身の充実について全力を尽くしていきたいとの回答をいただきました。 このほか、給油施設整備などを盛り込んだ福江空港活用による地域活性化の推進、「カネミ油症」次世代被害者の救済など、計10項目について要望しております。 今後とも、県との連携が特に欠かせない重要案件について、市議会のご協力をいただきながら、要望活動を行ってまいります。

【国勢調査について】

今年は、5年に一度の国勢調査が実施されます。国勢調査は、国内の人口や世帯の実態を明らかにし、各種行政施策の基礎資料を得ることを目的として行われる、国の最も重要な基幹統計調査です。 国勢調査の結果は、幅広く活用されますが、特に普通交付税の交付額算定の基礎資料としても用いられており、五島市のように財源の多くを普通交付税に依存している自治体にとりましては、一人も漏れなく調査することが極めて重要となります。9月20日から30日にかけて、調査員が各ご家庭へ調査票を配付しますので、ご理解とご協力をお願いします。 なお、前回に引き続きパソコンやスマートフォンで回答できるオンライン調査を推進しておりますので、是非ご利用ください。

【全国青年市長会総会の五島市開催について】

8月22日、石川県小松市で開催された第39回全国青年市長会総会において、来年度の総会を五島市で開催することが決定されました。 全国青年市長会は、全国121市の若手市長が集まり、互いの課題や成功事例を共有し、連携を深める貴重な場です。五島市での総会開催は、離島や地方が直面する課題解決に向けた具体的な議論を行い、本市の魅力や取組を全国の市長から発信していただく絶好の機会と捉えています。 この総会を通じて、全国の発信力のある若手市長とのネットワークを更に強固なものとし、五島市の発展につなげてまいります。

【元職員の在職中の不祥事に係る第三者委員会の設置について】

平成25年に発生した市の元職員による在職中の不正・不適切な行為については、令和4年9月に、被害者の相続人から五島市と元職員に対して損害賠償を請求する訴訟が提訴され、現在、大阪高等裁判所において控訴審の審理が行われております。また、元職員は、平成29年にも在職中に不正な行為があり、執行猶予付きの有罪判決を受けています。 このような事案が発生したことについて、市としても非常に重大な問題と考えており、二度とこのような事案を発生させないために第三者委員会を設置することにしました。第三者委員会では、公平かつ中立的な観点から、専門的な知見を持つ第三者による調査、検証などを実施し、その原因を究明するとともに、再発防止のための具体的な施策を策定することとしております。 今議会において、必要な予算を計上しておりますので、ご審議のほど、よろしくお願いします。 なお、本件に係る控訴審については、明日11日に、大阪高等裁判所での第1回の口頭弁論が行われる予定となっております。

【職員の懲戒処分について】

今年の4月から8月までの間において、農林課の職員が、酒に酔った状態で同僚の女性職員へわいせつな行為を行うとともに、暴言を発していたことが判明しました。また、市内飲食店内及び店外において、酒に酔った状態で同僚の男性職員3人へ暴行を行ったことも確認されました。

このことは、市職員の信用を傷つけ、さらに、市の行政執行に対する市民の皆様の信頼を裏切り、失わせるものです。当該職員は、過去にも酒に酔った状態での言動により懲戒処分を受けていたことから、8月28日、停職6か月の懲戒処分とし、管理監督者である課長を口頭注意としました。 今後、このようなことが起こらないよう、また、一日も早い市民の皆様の信頼回復に向け、改めまして綱紀粛正と服務規律の遵守について徹底してまいります。 誠に申し訳ございませんでした。 以上で市政報告を終わりますが、本定例会に提案いたします議案は、条例案、補正予算案、その他合わせまして39件となっております。 なにとぞ慎重にご審議賜り、適切なるご決定を賜りますようお願い申し上げます。

教育に関する事務の管理及び執行 の状況の点検及び評価の結果報告 (令和6年度事業) 令和7年9月 五島市教育委員会

割愛

所管事項の管内調査報告

割愛

繰越継続費

割愛

議案の説明

割愛

予算の説明

割愛

決算の説明

割愛

 

 

 

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