五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/9/17 11:00ー
目次
五島市中央公園の施設等について
屋外テニス場に日よけ屋根を設置できないか
下山 例年ならばお盆を過ぎると秋の気配を感じるが、近年は残暑が厳しく秋はもう少し先かも。熱中症で緊急搬送されたことがある。暑さ対策に気配りをしている。中央公園施設の維持管理について私が坂の上に住んで40年になるが裏庭のような存在。月日が経つにつれてテニス場や遊具が整備されて大会・参画やランニングに活用されている。相撲場がテニス場になり改修も行われている。テニス競技など観客席が熱く熱中症の危険性を感じる。大会時の熱中症対策はどうなっているか。
市長 計6面がある。一部雨よけがあるが、観客用の屋根は設置していない。野球・陸上にも日よけ屋根はなく、簡易テントで対応してもらっており、設置予定はない。総合戦略にもスポーツ施設の充実を謳っている。効果的な練習や合宿に臨めるように必要な更新は計画的に進めたい。
下山 2ー30年前は良かったが近頃は危険性が増しているので前向きに検討していただきたい。
公園内に植樹されている桜の維持管理について
下山 21年になるが、春は夜桜、時折の行事をして参った。当時の中尾市長に市政に対話したことを覚えている。その時ほど行政を身近に感じたことはない。根腐れなどを心配しているが、桜の管理状況は。
地域振興部長 約140本の桜がある。ウイルス殺菌剤を散布するなどはしていない。
下山 桜の木が倒れて怪我したというニュースもあり管理が必要と思う。ランニングコースが完成した暁には植林をするのか。
地域振興部長 クロスカントリーのコース工事を進めている。樹木は伐採している。人工芝・天然芝を使うが、周りの植樹予定はない。皆さんが気持ちよく使える環境にはしたい。
下山 全体景観を見ながら植樹をお願いしたい。
街路灯について
主要地方道福江富江線の一部(福江-吉田-野々切間)に街路灯を増設できないか
下山 五島高校定時制より、街頭が少なく夜道が暗いとの声があった。崎山から大瀬崎、幹線道路を走ってみた。福江から野々切までは暗かった。福江から戸岐までは町内会連合会で30年前に設置されたが、明るさが足りないところや光が遮られたところもあった。崎山は左右に街灯があり、直線道路の中に街灯が設置されていた。町が設置する街灯・教育委員会が設置するもの、たくさんの方のご苦労で設置されていると理解した。県道の工事をしている、撤去しているということで、県の設置している街灯もあるので要望したが良い返事は頂けなかった。防犯に関しては福江中学校にも確認した。全てを迎えに行くこともできないということで、市の考え方は。
建設管理部長 長崎県が管理する部分は設置基準に基づき設置している。道路管理者としては難しいということだった。奥浦地域は一般県道の中で五島市の市道であれば五島市が管理する。市道の照明施設は全てを管理するのが困難。県道・市道ともに建設は難しいと考えている。ご自身の安全確保のために、防衛手段の確保のために維持管理に努めて新設が必要と判断されれば対応したい。
下山 県道という部分は理解するが、市民の安全を担保する意味で方法を考えてほしい。
町内会解散後の維持管理について
地域振興部長 町内会や地元が維持管理することを想定している。電気料金の一部を助成している。大円寺はR4から休会。市の補助は継続している。
下山 今後町内会の活動は希薄になっているので対策を講じていただきたい。見守る目線が希薄になっている。観光客の増加ということで環境の変化がある。いつ事件・事故に遭遇するかもわからないので明るい歩道を確保してほしい。
公共施設に設置されているAEDについて
過去3年間の使用状況について
消防長 心肺停止の搬送がR4に49、R5に39件、R6に44件。救急隊が到着前に使用は2、3、5件合計10件使われていた。公共施設事案は1件。電気ショックが必要な事案はR5とR6に1件あったが、心拍再開には至っていない。早期の蘇生法であり、AED使用で蘇生確率が上がる。ご要望があれば救急指導をしている。AEDの有用性を示している。
下山 見たり聞いたりは少なかったが、定時制で消防が来て講和実演をして使用方法は理解している。友人がAEDで助かった。二本楠で草はらいをして移動中に具合が悪くなりやっと富江に辿り着いた。目が覚めたら五島病院のベッドの上だった。脇腹に低温の火傷があった。AEDを使用した後だということで蘇生した。いかに早く使用するかという事が肝心。富江の先生に蘇生率は40%で運が良かったと。いかにAEDが大事かと知った。玉之浦の町内会長会議で増やしてほしいという声があった。時間帯によっては無人になり使用ができないとの声。東京とか福岡は屋外に設置しているがどうか。セキュリティを確保してAEDを取り出す場合ガラスを割ってくださいということにしている。中々知っている方もいるが実体験を見ることはないものだから、今後の啓発活動にも尽力いただきたい。
設置数を増やす予定は
福祉保険部長 日本救急医療財団がガイドラインを作成している。人口密度・高齢者りつの割合・リスクのあるイベント・要する時間を総合的に示している。公共施設や学校が示されている。AEDの設置は有効と示されているが精密機器なので温度管理が必要。50度を超えたり寒すぎてもダメ。性能維持に影響を及ぼすため、専用の収納BOXが必要。導入費用・コストが増大する。夜間や休日に利用できるように施設の管理者と連携して改善策を検討したい。よりわかりやすく説明して迅速に見つけられるように情報周知したい。
下山 すぐに使用できるよう対策を講じていただきたい。
下水道事業について
利用者の推移について
下山 三井楽高崎に下水道があるが、初年度高崎地区の加入戸数は。
産業振興部長 H14から17戸。
下山 加入戸数の推移は。
産業振興部長 増減はあるが20戸から30戸。
下山 今後の維持管理で事業開始時の建設費用は。
産業振興部長 三井楽町パンフによると2億5千万円。汚水管、設計管理が含まれる。
下山 一般会計からの繰入金の推移は。
産業振興部長 供用開始後、H23以降は1000万円を下回っている。706万円を繰り入れている。下水道は交付税があり、621万円が措置されている。
下山 今後見込まれる繰入金は。
産業振興部長 R7は750万円。大規模修繕がなければ600万円前後で推移する。590万円前後が交付税措置される。
下山 継続するのか。
産業振興部長 暮らしに支障が出ないように継続する。大規模修繕も今後は想定されるのでいろんなケースを想定していきたい。
下山 バブルの崩壊の後、景気扶養の一環として設置して京都方式として採用した。他の街でも計画したが、維持管理費がかかり破綻する試算の元に事業されなかったということもある。高崎はモデル事業として始めたが役割を終えたと思っている。合併浄化槽は維持管理で3万円。1戸あたり20数万円を使っているのは考えものだと思う。R6の一般会計で借入金返済に充てることも可能。少しでも早く廃止したほうが良いのでは。加入者に不利益があってはならない前提。負担のないように市の方で設置するのが望ましいのでは。聞き取りも含めて検討してほしい。
今後の維持管理について
下山 日暮の散策ランニングをされるが、色々と近年猛暑の中で昼間の時間帯を避けて勤しむ方が見かけれる。陽が落ちるのが早く急に下がる。目の前に人影が現れて肝を潰す場合がある。反射板などの安全に配慮して頂きたい。歩道が設置されていない場所は特に注意が必要と思う。
野良猫対策について、今も猫を飼っている。鬼岳に散策した折に捨てられていた。連れて帰ってきたのだが、鳴き声だけは可愛い。野良猫対策として講じているが一向に減少が見られない。街中で餌を与える人を見かけるが、本当に可愛がり方とは異なると思う。猫の一生を見るという覚悟のもとで責任を持って与えてもらいたい。