五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。
日時 2025/3/14 11:30ー
目次
雇用状況の認識について
各分野での担い手不足対策は
勝本 政策で裕にをスローガンに当選した。出身は五島市中央町。お菓子屋をやっており、Uターンして帰ってきた。2009年に起業して当選してめでたくフリーターをしている。会社をそれなりに成長して40数名となっている。五島市に必要だけどお金にならないことを民間の発想で限られた財源の中で行なっていけるように頑張らせていただきたい。市長の所信表明の中で、担い手不足が深刻であるとの事だった。給食センターの統合などという言葉もあったが、各分野の担い手不足の認識は。3月14日であり甘い答弁を期待して残りは自席から。
市長 15ー65歳の減少で人材不足に直面。ハローワークではR7年1月で1.52倍。建設業・介護・接客は2倍以上で顕著。R3年3月に地域づくり協働組合がある。多種多様な事業者が参画して繁忙期に求職者とのマッチングをして就職・定着に繋がっている。五島市内で後継者不足で廃業も起きている。公的な相談窓口として事業承継引き継ぎセンターがあるので相談に応じている。
勝本 事業経営をして人手不足が深刻。企業誘致を仰っているが、実績が638名の雇用ということで139名が島外。残りは島内の事業でスライドしていると思う。雇用の創出も大事だが、島内事業者の人手不足対策、どういったことをしているか。
市長 これまで以上に企業や工場の誘致をすすめると述べた。働き手が不足する中で拍車をかける可能性がある。UIターンで人材確保の施策も必要。新たな雇用の創出は不可欠。職場環境改善も必要。良質な雇用環境の創出も必要。取り組み支援・人材確保対策を並行して考えたい。
産業振興部長 誘致企業は県・市・事業者の3社で6社支援した。H22に撤退したので現在は5社。R2にIT企業誘致が実現。それ以降は3社協定に至っていない。124名の実績。1社は毎年新卒者を採用して流出対策に繋がっている。その他は随時募集している。独自の誘致活動や補助金により進出した企業もある。
勝本 セミナーやリカレント教育・コンサル実施とあるが、どういった取り組みをされるのか。
産業振興部長 学び直し、新しい情報を学ぶ場を提供したい。
勝本 労働力を掘り起こす目的と思うが、働きたいけど働けない人もいると思う。子育て世帯の奥様だったり、子供が病気がちとか。保育への対応は。
福祉保健部長 一部保育所で病児保育、ファミサポで預かりもしている。
勝本 どれくらい周知されているのか。
福祉保健部長 通告外なので具体的な数値は答えられない。
勝本 主婦(夫)の力も大きなものがある。
雇用の確保・企業の誘致の状況は
UIターン促進への取組について
Uターン者、Iターン者のそれぞれの定着率は
勝本 数も合わせて
地域振興部長 R1からR5でUターン 448名、Iターン 792名。
勝本 定着率は別々で出しているのか。
地域振興部長 Uターン 91.7%、 Iターン 75.4%
支援制度の違いは
勝本 Iターン者の定着率が高いとなっているが、帰ってくる人は帰ってくる覚悟が違うと聞く。もう少し支援があればと聞いている。UターンとIターンの支援の違いは。
地域振興部長 移住支援はUIターンとして5つの補助制度がある。就職面接の際の旅費助成、子育て世帯の引越し費用助成、奨学金の返済助成、空き家バンク活用補助金、東京圏からの移住支援金、人口の1極集中解消に向けて、いずれもUIターンどちらも利用できて差はない。奨学金はIターン24万円、Uターン36万円としている。
勝本 Uターン者への支援は、Iターンは相談しにくるケースがあると思うが、Uターンはそのまま帰ってくるパターンがある。Uターンの把握の仕方が違うかも知れないが、それぞれの方に周知をしてはいかがか。もっと細かな支援策も考えられると思う。
釣り客への環境整備について
五島市へのリピート率について
勝本 以前からリピート率が高いのではと思っている。必ず五島に来る際に荷物や宿泊が大変でホテルも取りづらい。食事することもないと相談を多々受ける。釣り客へのフォロー、環境整備の考えは。
地域振興部長 リピート率も高めであり8割がリピートとの話もある。市は釣りに焦点を当てた事業をしている。オールインワンフィッシング、遊漁船の手配をしている。継続して取り組むので更に磨きをかけて組み合わせて魅力ある旅行商品を作っていきたい。釣った魚を持ち込み可能な宿もありレンタル5社、・・・持ち込み可能な宿が9施設。事業者の努力により対応していただいている。
より来島しやすくするための対策は
勝本 8割で了解。入ってくるまでの段取りもワンストップでできないか。来やすい環境対策はあるか。
地域振興部長 アクセス問題も課題で挙げている。荷物手配・車サービスは具体的に申し上げられないが今までの実績をもとに対応したい。
勝本 リピーターをもっと来やすい環境整備をお願いしたい。
マイボート・ヨットでの寄港地の整備について
持船で寄港できる場所の整備について
勝本 マイボートで友人が来た時に止める場所がない問題があった。周知はどうしているか。
建設管理部長 福江港は長崎県所管であり五島市が通常使用の係船許可をしている。港湾内の空いているところに止めてもらっている。港湾管理事務所にお願いしたい。HPの見直しなど改善したい。ヨットの係留は県に確認したところ予定ないということ。
海の駅の設置について
勝本 上五島は遊客用に設置しているが県にお願いする方針は。
建設管理部長 プレジャーボートのために気軽に利用できるものとされる。ネットワーク事務局に提出して認定を受ける必要がある。船舶係留施設があること、情報提供、トイレを有することなどがある。認定を受けるかどうかは、現在のところ考えていない。
勝本 1億円で係留施設を作った場合、マイボートで全国から誘致して1千万の利益を出したら10年で元が取れる。費用対効果、利益を出す考え方でいうと、投資も必要だと思っている。往々にして富裕層が多いので考えていただければ。今後ともこういった提案を皆さんと一緒にやっていければと思っている。懲りずに一般質問お付き合いください。