中西だいすけの考える新しい五島市の政策

中西だいすけの考える新しい五島市の政策を紹介します。

印刷物の画像データを順に添付します。

表紙を含めて8P分の資料ですが、分厚くなってしまった理由は、

出来るだけ具体的に政策を示したい

という想いがあったのと、

高齢者の方でも読みやすい文字の大きさにしたい

と思ったからです。逆に言うと、抽象的な文言や小さすぎる文字では伝わらないと考えています。

左側が最終P、右側が表紙です。

左側が1P目、右側が2P目です。

左側が3P目、右側が4P目です。

左側が5P目、右側が6P目です。

以下、文字データです。

あいさつ文

冊子を手に取って頂きありがとうございます。

2016年3月に初めて五島を訪れて以来、五島の自然や人の温かさに魅了され、ここに人生を捧げても良いとの想いから移住を決めました。

2021年に五島市議に当選してから定例議会では毎回欠かさず一般質問を行い、五島市政の発展に向けた提案をしてきました。

五島の集落を何度も隅々まで歩きました。そうした中、人とのつながり、交通のつながりが無くなる現実を目の当たりにしてきました。

救えるのは市力、政治の力しかないと感じます。

地域の伝統や暮らし、そして次の世代への希望をつなぐには、若い世代の力が必要ではないでしょうか。

私は「つなぐために汗をかく」、体力と気力、覚悟があります。ぜひとも応援よろしくお願い致します。

公共交通と医療・福祉を隅々までつなぐ

私は市議に就任以来、五島の隅々まで足を運び、交通が不便な地域からの陳情や、医療サービスへの要望に耳を傾けてきました。超高齢社会の到来を前に、社会福祉の充実が緊急の課題です。

【つなぐためには?】

  • 交通空白地に対する巡回バスを復活させる
  • 免許返納者への移動支援・買物支援の公的サービスを充実させる
  • 海上タクシーや緊急ヘリなど、二次離島の緊急搬送の体制づくりを強化する
  • ライドシェアを活かした新たな移動手段を増やし、島内交通を支える運転手を増やす
  • 独居の高齢者が地域や社会と繋がりを保てる機会を増やし、心身の健康を高める

子育て世帯の希望をつなぐ

私は自分と同年代の子育て世帯の方々との交流を通じて、多くの方が望んでいる要望や課題を議会で訴えてきました。五島の未来を担う子供たち、そして子育て世帯に全力で寄り添う政策が必要です。

【つなぐためには?】

  • 廃校や体育館・公民館を最大限に活用し、屋内で子どもが思う存分遊び回れる場所を整備する
  • 小中学生の給食費を無償化し、オーガニック給食を推進して地元食材の割合を増やす
  • 小規模校の良さは残しつつ、市内中学校の校則や規則は時代の変化に合わせて柔軟に見直す
  • スクールバスなど小中学生の通学手段をしっかり確保し、部活動にかかる遠征費の補助を行う
  • 保育や教育に関わる職員の待遇や労働環境を改善するためのICT支援を行う

人を呼んで島の暮らしをつなぐ

私は市内の事業所への訪問や職業体験をする中で、どこの職場も深刻な人手不足だと感じました。全産業の喫緊の課題ですが、島外から人を呼ぶ潜在的な力はまだまだ五島に沢山あります。

【つなぐためには?】

  • 介護・看護・保育士等の人手不足対策として、若い世代を中心に五島で就労体験できる機会を増やす
  • 一次産業や社会福祉など、島の特性を活かした教育機関(学部や学科)の誘致を進め、若者を呼び込む
  • 観光の受入れ体制を充実させる(案内ガイドの育成、老朽化したインフラや既存施設の管理、更新)
  • 航路・航空路運賃の島民割引の対象拡大に加え、ガソリン税の引き下げを目指し、島選出の国会議員と連携して国へ訴える

農・海・山の生業を次世代につなぐ

私は自然栽培や有機栽培の勉強会を通じ、環境に負荷の少ない持続可能な農業の在り方を模索してきました。より良い環境を次世代に引き継ぐために、地域循環型の産業への転換が必要です。

【つなぐためには?】

  • 自然環境と調和した農業の普及を目指し、生産者同士の勉強会、販売店と連携した販売促進を展開する
  • 使われなくなった農地や家屋を円滑に相続させるために、行政の支援を充実させる
  • 畜産業の飼料コスト低減に向け、地域内の資源を循環させ、島内での食料の自給率を高める
  • オーガニック給食を推進する団体、自治体、大学、企業との連携を図り、新規就農者を増やす
  • 藻場の再生や漁業経営の安定に繋がる研究と実践を推進する

ICTと英語で世界と五島をつなぐ

私は市民の皆様のパソコンやスマホのお困り相談をしてきました。これからのAI時代に即した行政運営への転換と、市民が学び直しの出来る場が必要です。また、世界に向けた五島の魅力発信の強化が必要です。

【つなぐためには?】

  • ICT技術を最大限に活用して行政事務の費用を最小化し、市民サービスに使う予算を拡充させる
  • 市民が仕事や趣味で使うパソコンやスマホを学べる機会を増やし、AI社会に適応できる力を高める
  • ICTサービスの開発拠点を五島に誘致し、人材育成と産業の創出を図る
  • 公共施設の利用ルールや料金体系を見直し、インターネットから全ての施設を予約可能にする
  • 官民の国際交流の機会を増やし、「世界に開かれた五島」の確立を目指す

つなぐために汗をかく

私は市議会議員として地域をくまなく回り、市民のお困りごとに耳を傾けてきました。市民との対話・集会・現場に足を運ぶことを通じ、市民の声を政策に反映させる必要性を感じました。

【つなぐためには?】

  • 自ら職場や自治会、子育て世帯の声を小まめに聴く場を設け、政策づくりに活かす
  • 倒壊の危険性がある空き家・廃屋の解体に対する公的支援・サポートを導入する
  • どの地域でも多い「ねこの苦情」解決に向け、地域で活動する個人や団体の横のつながりを作る
  • 道路の補修や整備に対する要望にきめ細かく対応する
  • 増え続ける鹿や猪に対する体制を強化し、山間部での農業被害を減らす