【2024.6/五島市市議会メモ】議案質疑

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります

2024年6月21日 10:00ー

財産の無償貸付について

Q 決済を取るまでの手順、決済者は何名いたのか?

地域振興部長 相手型に対して貸付を行い使用している。当初H28に公募して1社から応募があり貸付が決定。審査の結果で決済を取るにあたり、当時の担当課で決定して市長までの決済を受けて決定している。5名程度が印鑑を押している。

Q 提出に至った事務手続き上の問題を指摘しておかないと、議会が軽視されていると感じる。誰一人として気がつけないのか、気が付かないのか、知識不足なのか。

地域振興部長 契約全体を通すと、適正な対価で契約をしている。契約期間のうち、契約開始日までの間が無償になる。全体が適正な対価であり、議会の議決に付するという認識がなかった。

Q 自らの失敗だと気がつけなかったので深く反省すべきだと。事務手続きもマンネリ化しないようにしないと。追認は認めざるを得ないので賛成させて頂く。

市長 大変申し訳なく思っている。組織として仕事をする上で、1起案者が知らない場合もあるが、決済過程でチェックが入らないことが問題。契約案件でチェックが入る仕組みなので、決済システムが機能していないことに繋がる。組織としてチェックする体制にする必要があると思っている。

江川 数年経過しているのに、出した理由は。

地域振興部長 60年間という土地貸借契約を結んでいるが、基準額以上を提案いただき契約を結んでいる。議会の議決にかける認識がなかった。今般定期監査で議会の議決が必要との指摘を受けて対応に至った。事務の誤りがあり迷惑をかけたので謝罪。

相撲上の廃止について

江川 昨年3月議会で予算も計上されたが、廃止される前に条例出されるべきだと思うが、提出された理由は。

地域振興部長 R5年8月から解体工事に着手。本来であればその前に改正すべきだった。が、解体と合わせて1事業と考えていたため、誤った認識をしていた。その結果、この時期になり申し訳なく思う。

江川 繰り返しこうした案件が上がってくる。追認する以外にない。事業者の名前も出てくる。事業者はきちんと対応しているのに、事業者の迷惑にもなる。議会が軽視されているのではと、うっかりという部分は緊張感がないと思う。

市長 この件についても、出てきた時には廃止とあるが、当然テニスコートに切り替えはわかるはずだが、それに気づいておらず、議会軽視になったことは大変申し訳ないと思っている。こういったことは担当者だけでなく関係課でチェックが機能するようにしていきたい。メクラ印が多いので、職員の意識改革を図ってきたが、こう言ったことがないように今一度意識変換を徹底して参りたい。

江川 職員も担当も変わりながら仕事をするので、その度に条例の学習・研究も儲けて手続きするようにしてほしい。チェック機能を働かせて向上させることも大事。ぜひよろしくお願いします。

市長 内容をよくチェックせずに印鑑を押すのはよくないので改めたい。

プレミアム付商品券販売について

中西 ・前回は抽選だったが、今回の応募方法は。

・1万人が3セット購入したら足りないのではないか。

・国の予算に加えて一般財源を組み込んだ理由は。

産業振興部長 応募方法はスマホ、PC、はがきを予定。3万セットを超えた場合、抽選を予定。

国の交付金を最大限活用して、消費喚起を行う必要があると考えた。

中西 当選した人が3セット買った場合は1万人しか買えなくなってしまうが、その辺りの配分は。また、前回の場合と今回の場合とで異なる部分は。

産業振興部長 抽選の方法、3万人が3セットがあれば、平たく1セットで割り振りしたいと思っている。前回2回行っているが、1回目が9647しか来なかった。残りの残額は13109通あった。その数字を元に設定をした。一般財源を組み込む理由は、農林課の補完事業が同じ財源を活用している。1月3月の競一の執行残があり、この事業に充てたいと考えている。

中西 最初は対面で販売していたが、コロナを機に対面ではなくなった。事務費に関して2つの項目が計上されているが、その理由は。

産業振興部長 応募はネットやはがきでできるが、当たった方ははがきでお知らせする。それが事務費として対応する形になると思っている。実行委員会の方での宣伝広告があるので予算を計上している。

市制施行20周年記念終活普及啓発事業

Q 現時点で口外できる財源と使徒の説明を。

福祉保健部長 昨年、高畠敦子さんの映画が福江文化会館で催された。就活を考える良い機会になった。ACPの普及啓発に努めており、五島市にとっては医療計画にも定めており、大変重要な事業である。市民への認知度が低い。舞い上がれの繋がりで第二弾が制作されて、市内での上映を企画している。ACPの話題に触れていただき、20周年を盛り上げたい。ふるさと納税で使徒を指定していることもあるので充てることになった。

Q 大いにやっていくべきで中身も納得。各課において関係団体から要望を聞いて事業化していると聞いた。市民からどのように意見・要望を聞いて財源を活用するに至ったのか。

福祉保健部長 市民から要望を聞いて財源をあてたわけではなく、福祉でACPが大事であるとの思いから、普及に適当な機会だと考えてふるさと納税を活用させていただきたい。

Q たまたま良い財源がふるさと納税だったということか。

福祉保健部長 寄付者の意向を汲んで政策判断した。

・映画出演者を招聘するのに係る金額は。

・ホールの場所代、印刷物代などの開催事業費が費用として計上されていないのはなぜか。

・オーケストラ演奏会では入場券を徴収するのに、なぜ映画では徴収しないのか。

福祉保健部長 全て出演者の招聘の金額。その他の開催事業費に関しては、場所代、印刷物代は、長崎県映画センターが支払う。入場料は映画センターが払う。

中西 長崎映画センターに対する支払いは発生しないのか。

福祉保健部長 発生しない

定額減税の補足給付金事業

市民生活部長 国の負担緩和措置として、住民税と所得税を合わせて一人につき合計で4万円減額する。それぞれを差し引いた額を納税する。定額減税しきれない場合、控除しきれない場合を支給する。

網本 定額減税の対象者はどのくらいいるのか。どのように控除されるのか。控除の仕方が一括あのか、月割りなのか。どのような市民が受けられるのか。定額減税の対象者・見込まれる人は何人か。

市民生活部長 対象者は納税者。住民税は減額後の納税額の通知をお知らせしている。7月から11月分を按分して納税する。年金の特別徴収は10月から差し引いた額が天引きされる。R6度分が対象となるので、6月支給分から随時されて年末調整や確定申告で支給される。事業所得者は来年の確定申告でされる。調整給付金はR 5分の状況から算定する。対象者はR6の住民税の6300人と見込んでいる。調整給付金の対象外者もいる。職業については、定額給付金の対象者に関係ない。

網本 年金受給者は説明があったが、毎月引かれると理解した。給与所得者は手取りがどれくらい増えるのか。個人事業者はどのような状況になるのか。給付金の支給はどのようにされるのか。

市民生活部長 定額減税された分が増える。個人事業主は来年の確定申告にて。支給方法は、マイナンバーカードに登録済みの場合はプッシュ型。7月中旬ごろに通知書を送る。未登録の場合は7月中旬に確認書を送付する。