【五島市長選挙】記者会見で言えなかった候補者の本音

  • 2024年3月29日
  • 2024年3月28日
  • 雑談

昨日の記者会見を終えて、なぜか議会よりも緊張しました。

カメラの前で喋るというのは、慣れないモノなので緊張しますね。

YouTubeの撮影頻度を怠っていたと、反省しました。

それはさておき、昨日最も残念だったのは、天気が悪かった事です((+_+))

せっかく、こんな良い景色の中で屋外の記者会見を企んでいたのですが、嵐でしたね。。

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ただ、現時点で言いたい事はキチンと伝えられたのではないかと思います。

本当はもっと沢山の質問が飛んで来るのかと思っていましたが、長崎新聞以外は特に質問も少なく、「なぜピンクなんですか?」という質問には吹き出しそうになりましたww

さて、今回の出馬動機は昨日述べた通りなのですが、表と裏の部分で、昨日は触れなかった裏の部分を紹介したいと思います。

それはずばり、「勝算」についてです。

2020年の市長選挙では、結果的に10000票以上の差を付けられて(100万円の供託金は帰って来た)、我ながらたしかに無謀だったと思います。

ただ、当時は誰も出馬しそうな人が居なかったから、確実に挑戦する価値がある事だとは思っていました。

市長もいつか触れたように、会社や組織は「一社独占」では中々良くはなっていきません。

そのため、「現在の政治」とは逆の選択肢を提示して活動をしてきました。

当然ながら、周囲からは大きな反発・批判・嘲笑を受けました。失うものもありました。

でも結果的に、挑戦した事自体は後悔していません。

落選してからも、ずっと次の事を考えて行動してきました。

しかし活動を継続する中で、4年間で10000票の差をどれだけ埋める事が出来るのか、正直心もとない状態でした。

そのため、2024年については「現職に勝てそうな見込み」が薄いと正直思っていました。

ところが3月上旬に野口市長が引退を表明されて、「オっ!」と思い、

更に2名の自民党系候補者が名乗りを上げて、「オオっっ!」となりました。

ただ、若い私とて負け戦は嫌です。

今回も少なからず、反対の声はありました。

まだ若すぎる。経験も浅い。今はまだ力を溜めるべきだ。

1期もまともに勤め上げないで、何してるんだ!(←これが一番多い)

他の候補者は、組織力が強く、キャリアも長かったり、学歴が髙かったりで強敵。勝ち目はない。

こうした声がある一方で、周囲を歩いて話を聞いてみると、

若い人に期待したい。今の政治を変えてほしい。

チャンスじゃない!? ぜひ出馬してほしい。

という声も少なくありませんでした。こうした相反する意見を天秤にかけて判断するのは、非常に難しかったです。

周囲の意見も大切ですし、真摯に耳を傾けるべきとも思いました。

 

前回とは違う状況の中で、苦渋の決断でした。

少なくとも、議員として他の候補者よりも地域を沢山歩いてきた自信はあります。

毎日どれだけ歩いているか、手元のスマホデータによると

  • 2021年:11,965歩/日
  • 2022年:10,913歩/日
  • 2023年:11,230歩/日
  • 2024年3月末時点:11,962歩/日

という事で、地道にコツコツ活動をしてきたという自信はあります。

 

最終的には自分が決める事です。

逡巡した結果、出馬という事になった訳ですが、前回と同じように、選挙で選択肢があるという事は、その地域にとって良い事と感じています。

選挙で誰を選ぶか、或いは誰を選ばないか(棄権する)は、究極的には個人の自由です。

ですが、投票権は先人たちが血と汗を流して獲得した貴重な権利であり、それが十分に整備されていない国々もあります。

そう考えると、私は市民が選挙権を行使した方が、より良い地域になると思いますし、その選択肢は多い方が良いと思います。

更に言えば、投票行動についても、従来から変わっていく必要があるのではないでしょうか。

地縁・血縁・そしてカネの力がモノを言っていたのが昔の選挙だと聞きます。

「選挙は政策で選びましょう」と教科書的には教わりますが、現実はどうもそうではないみたいです。

ですので私は、「政策に基づく選択肢」を示していきたいと思っています。

残り150日を切りましたが、今回の決断も、悔いがないように一生懸命頑張りたいと思います。