【2022.9/五島市市議会メモ】松本議員

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります。

 

松本.先月からコロナが急増し、100人超えをするなど深刻な状況だった。引き続き感染症対策を申し上げる。

今年の夏は猛暑・大雨など不安定であり、体調不良、フェーン現象などあった。気候変動の前触れかと思われる。

台風で精神的に疲れるかと思うが身を守る事が一番である。市長、離島の後継者問題に働きかけありがとうございます。

一つ一つ解決策に向かってまいりたい。島の現状を見てもらい、解決策を一緒に考えていきたい。

新型コロナウイルス感染症対策について

アイソレーターを奈留島に導入できないか

松本.搬送する際のカプセル型の器具。空気を封じ込めウイルスを除去する構造となっている。

二次感染を防ぎ、消毒の時間を短縮できる。奈留島で感染者が出た場合、五島病院に搬送する場合、海上輸送が必要。

海上タクシーは運行できなくなる悪循環となる。緊急搬送があった場合、どのように搬送するのか。

患者をそのまま搬送した場合、船内の消毒を綿密にしなければならない。

市長.新型コロナの感染者移送は感染症法の規定に基づき、都道府県知事が行う。奈留島の場合は保健所の指示に従い、奈留港まで運んで海上タクシーとなる。五島保健所が1台保有しているが、迅速に対応するためには、保健所など関係機関と協議していきたい。

松本.島民が健康である事、医療の充実を考える。保健所内で1セットしかない。奈留島から福江に搬送する場合、海上タクシーが必要。福江から奈留島に運ぶためには2往復で時間がかかると懸念される。保健所が24時間体制でアイソレーターを貸し出しできるのかという懸念や、時間の短縮が出来ないか、コロナ患者を海上タクシーに乗せる際に許可がいるのか、アイソレーターと一緒に、保健所の職員も運んでくれるのか。そのあたりを含めて、迅速な対応を取っていただきたい。コロナが単なる風邪になるのではと言う事だが、離島はコロナに敏感。まだまだ用心が必要。

市長.奈留の状況は伺いした。基本的には県が行う事なので、出来ればもう1台整備して頂き奈留に常駐して頂きたい。そのことをメインに検討していきたい。長崎市、対馬市が消防でアイソレーターを持っている。2000人規模の二次離島を持っても、他の市町村でも理解して頂けるのはないかと思っている。

使用済マスクのポイ捨てについて

松本.最近マスクのポイ捨てが多いが、マスクを拾う勇気がなかった。衛生的にも悪いから、ポイ捨てをさせないためにはどうすれば良いか、市の考えは。

市民生活部長.使用済みマスクはごみに触れない、ごみ袋は縛って封をするなど、出し方をHPで紹介している。暑くて外して落とす場合もあると思うが、そもそもポイ捨ては違法であり罰則規定もある。環境基本法に基づき、啓発事業を行っている。今後も広報誌やHPで周知を図っていく。環境の保全に関心とご理解をお願いしたい。

松本.モラルの問題でもあり言いづらい問題もあるが進めてほしい。

公用車の廃車処理について

廃車までの流れは

総務企画部長.乗れなくなるまでを原則としている。買い替えの時に新車購入の際に抹消手続きをしている。廃車証明書を頂き備品の返納処理を行っている。

松本.1時抹消、永久抹消、輸出抹消がある。永久抹消は解体して分解するのだが、今現在スクラップの金額が上昇している。売れる車は入札で売ったらどうかと思っている。ディーゼル車はすごい金額になっている。最近、ぼろぼろのさびた車に莫大な金額が掛かった。お互いに協議をして市の財政に回してほしいと思う。乗られない車でも、買い手は必ずいる。部品を取ったりして再利用する場合にお金が発生する。車屋と協議してもらいたい。考えてほしい。例えばスクラップに関しては夏後に上昇している。これから鉄鋼などはリサイクルの波が来る。公共物に関してはリサイクルする形で財源になると思っている。公表して交渉したらどうかと思うがどうか。

入札により売却しては

総務企画部長.公用車は買い替えの時に入札を行ったことはある。廃棄・抹消手続きをお願いしている。県内には公用車の買い替えの時に入札や売却をしている事例があるため、下取りや入札による準備を進めていきたい。

松本.諫早市も良い車は売却をしている。

地球温暖化対策について

五島市の取組と今後の方針は

総務企画部長.これまでは2つ。再エネの推進と電気自動車の推進。崎山沖の浮体式は海域占用許可で工事が進められている。

消費電力の8割を発電できると見込んでいる。電気自動車は環境負荷の低減、脱炭素化のための実証事業を進めている。

146台普及して観光にも寄与している。ゼロカーボンシティ計画を策定し、ポテンシャル調査、市内事業所へのヒアリングを行い実施していく。

松本.関係者と協議して速やかに進めてほしい。部長自身がしている温暖化対策は。

総務企画部長.極力歩いて温暖化対策に貢献している。

松本.素晴らしいです。私も海のごみを拾うようにしている。私は高校卒業後に船乗りをしていた。34年前。「これから電気の時代が来る」と言われてきた。船も電気になると言われた。今はまさに温暖化の問題に直面している。部長回答を。

総務企画部長.1985年にオーストリアで世界会議が開催されて、温暖化が大きく取り上げられた。COP3で京都議定書が作成され、年8.2の削減が実現できているが、日本はCO2を購入している制度を利用してきたため、機運醸成が図れなかったと推測している。2009年から電気自動車、2010年から浮体式洋上風車で温暖化対策に取り組んでいる。

松本.五島市にしっかり取り組みをしてもらいたい。市の職員にブルーカーボンを聞いたらわかりませんと言われたことがある。議員も一緒に勉強して取り組んでいきたい。市民の周知がされていないと思うが。

市民への周知方法は

総務企画部長.今から一緒に勉強していきたい。合わせて広報五島で防止対策をシリーズでコラムを掲載している。学校や団体でも環境学習を実施している。町内会への説明会と合わせて、ケーブルテレビへの放映など、市民への周知を図っている。五島市地球温暖化対策協議会で講演会、ロゴを求める事業を進めていく。継続的な広報継続活動を行っていく。

松本.温暖化が進むと子供たちが困る。頑張って市民と一緒になってほしい。積み重ねが大事だと思っています。勉強してお願いします。

台風も発生しやすくなる。日本の近海でも27度となっている。今の台風は変則的な動きをしている。市民の皆様には台風に気を付けてほしい。

漂流漂着ごみの現状と対策について

松本.五島市の取組は。大潮になると必ずごみが浮いている。新たに漂流ごみが流れてくる。ボランティアに頑張ってもらっているが、ごみが多いと違和感を感じる。ロープや網が浮いている場合もある。緊急で潜ったこともある。日本の網ではない事は確か。速やかに撤去できる方法はないか。定期的に漁民や集落の力を借りて、漂流ごみの回収をしてもらいたいがどうか。

産業振興部長.漁港内、漁港周辺の海域のごみは監視・情報収集を支援している水産多面的機能発揮を活用し、回収している。漁協や漁業者の協力を得ながら安全な航行の確保に努めていきたい。

建設管理部長.港湾区域では、長崎県が回収を行い、関係者の協力を得ながら行っている。福江港は週1回回収をしている。速やかに撤去する体制作りは関係者・県・漁協と協議を行いたい。

松本.速やかに撤去できるように心がけてほしい。五島市も磯焼け対策をしているが、がんがぜ駆除も行っている。窒素・リン・マグネシウムが含まれている肥料の材料となっている。漁業者と農業者が一つになってがんがぜを使った肥料づくりが出来ないかと思っている。農産品のブランド化が出来ると思う。農業も視野に入れ、人口減少対策として考えていかなければいけないと思っている。

ケンサキいかが1か月間しか釣れなかった。今では貴重品となった。ぜひ噛みしめて食べて頂きたい。

(以下、取り消し)

JFの運賃の値上がりについて、島民から「長崎が遠くなった」との声をうかがっている。島民の声を市政に伝える事であり、本当は言いたくないが、そのあたりを。

市長.九州商船には厳重な抗議をしている。サーチャージの件は荒尾議員の質問も含めてしっかり答弁したい。

松本.取り消しの申し出 → 決定