五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。
そこで、議事メモを残しています。
※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります
(議員名の敬称略)
〇江川
65ページ
財政融資資金の繰り上げ償還の賠償額で提案されているが、繰り上げ償還の要因は。
総務企画部長.当該事業は、県営事業に掛かる負担金を市が支払う。
事業費に対して市債を借り入れる。要因は、県から市の担当に対し、減額通知があったが、
財政課との連携不足により、事業費変更の報告を失念し、減額前の金額で借り入れを行ったこと。
大変ご迷惑をかけて申し訳ない。
江川.限度額の管理体制がどうだったかと思うが、補正予算を見ると見積もりが実際の費用の2倍になっている。
繰り上げ償還が発生することは職員は理解・把握しているのか?繰り上げ・加算金は罰金だと思うが、迅速に連携して
手続きが出来ると思うが、職員への徹底は。
総務企画部長.この案件に限らず、連携は常に徹底しているつもりだったが、横連携不足で単純ミス。
記載の借り入れはその都度確認しているが、事業課との体制不足に不備があったと認識している。
不妊治療支援事業
網本.不妊治療支援事業について、国はなぜ廃止をしたのか?
福祉保健部長.保険適用になったため、国の補助制度が廃止されている。
網本.県内の助成事業はどうなっているのか。五島市はなぜこの事業をするのか。
福祉保健部長.独自で実施している市町は五島市のみ。継続する理由は不妊治療で高額な費用が掛かることなど、
子供支援のために継続する。
網本.(聞きそびれ)
福祉保健部長.予算の根拠は15件ほど補助しており、今後15件を見込んでいる。対象年齢以上でもあきらめずに
治療が出来るように年齢を撤廃した。
コロナワクチン(質問なし)
・すでに4回目接種率を完了させた高齢者も、オミクロン対応のワクチンを開始時期から打てるようになるのか?
・11歳以下のワクチン接種に関する副反応の情報はどのように市民に知らせるのか?
農業資材価格高騰対策事業費補助金
草野.「その他販売農家」とはどういった農家を指すのか?
産業振興部長.R3の税務申告をしたもの。法人は税申告したもののうち、農業所得があるもの。
草野.国の補助事業と比較して補助対象者の条件の違いは?
産業振興部長.化学肥料の低減に取り組むことが国の上限だが、五島市は認定・新規の販売農家であれば個別でも申請可能。
草野.国は化学肥料を低減させようと明記しているが、市では論議されなかったのか。
産業振興部長.市内でも有機に取り組む事業者はいるが、それほど浸透していないので、条件を付けるのは厳しいのではと考えた。
草野.1事業者あたりの補助金の上限は?
産業振興部長.設けていないが、R4年6月から購入したもののうち、R5年春までに限定しているので、極端に増えた場合は理由書をつける。
草野.4千万円を計上しており、833事業者となっているが、足りるのか心配している。
産業振興部長.昨年の取引が4臆なので10%で賄えると考えている。
草野.越した場合どう処理するのか。
産業振興部長.市としては超えないという考えで予算化しているが、超えた場合は財政と協議していきたい。
地域交通運行事業者支援事業
草野.補助金額の積算根拠は?
産業振興部長.長崎県が補助を実施し参考に積算している。ORCでは3市で補助している。前回の補助率と合わせている。
路線バス・タクシー・代行は県の補助率と同額としている。
国境離島新法
草野.採択見込みとなる事業者が増えた要因は?
産業振興部長.公募に対して42件応募があり、2倍以上であり、採択数の増加を見込んだ。
草野.多くなった要因をどのようにみているのか。
産業振興部長.島外からの申請が若干多くなり、市内でも実績があり応募が増えた。
雇用者の扱いについて、短時間のアルバイトでも正規職員と同様に1人と数えるのか?
産業振興部長.週20時間以上を1名雇用した場合に1名とカウントする。
草野.チェック体制はどのようになっているのか。
産業振興部長.各担当課ごとに事業者とやり取りを行いチェックしている。
草野.雇用保険が義務付けられるはずだが、すべて雇用保険をかけているのか。
産業振興部長.法的に必要なものはすべてチェックしている。
福祉センター改修事業について
中西.令和6年度の「こども家庭センター」設置に向け、ソフト面を含む全体計画はどうなっているのか。
福祉保健部長.国の方針に先駆け、未来課を設置して包括的に準備できるようにしている。
中西.既に取り組んでいる事も含め、こども家庭センター設置に向けて作成し、市民向けに公開している計画はあるか?
福祉保健部長.計画はございません。
「長崎ヴェルカ」ホーム公式戦開催事業
丸田.市長が開催告知を行ったが、事業に掛かる経費を上げているが、経緯と内訳、五島市側が誘致に至った経緯を詳細に。
地域振興部長.本年6月に開催したい旨の連絡があった。市としてはプロスポーツに触れる機会により、競技力の向上に寄与する事、V長崎と共に盛り上げていく必要がある事から提案をした。
市の負担額は離島開催にあたり、増加する経費の一部を助成するものであり、交通費、ゴール輸送費、音響演出、輸送費など600万円のうち300万円を助成する。
丸田.大会は来月10月であり、1か月前であり順序がおかしいと思う。HPによると9月5日からチケット販売が行われている。議会軽視ではないかと思う。承認が下りなかったら大会はどうなるのか。五島市の体育館にはすでにバスケットボールの移動式装置はあるが、使えないのか。
地域振興部長.予算が否決された場合でも、ヴェルかはやれると回答している。ゴールはすでに26年経過しており、プロの試合では保証できないと回答いただいている。
丸田.予算が通らなかったら自分たちでやると言っているが、自分たちでやってほしいと思う。議会がなめられていると思う。人数の試算の根拠、ゲームを観戦すること以外で技術を高める方法はないのか。
地域振興部長.福岡と福島の試合を元に試算している。生の試合を観戦していただき、技術の向上に努めてもらいたい。