地方議会の一般質問で改善すべき点

9月の一般質問では3日間で9人の議員が登壇し、一般質問を行いました。

全体を通じて、感じた事のメモを残しておきます。

質問者の時間は短縮すべき?

今回の議会では、議員の質問時間が30分から20分に短縮され、間に休憩が挟まる事になりました。

2日目は10時から始まり、3人目の登壇者が壇上での質問を終えた段階でお昼休みになってしまいました。

見ている方も、質問をする方も、何だか拍子抜けになってしまいます。

コロナ対策として「質問時間を短縮」するのは効果が疑問ですので、従来通り30分にすべきだと感じます。

この辺りは、議会運営員会のメンバーとして、もっと声を大にして主張していきます。

出席者は減らすべき

毎度毎度思うのですが、質問者と答弁者以外は、議場に集まる必要はないと感じます。

なぜなら、発言をしないからです。

議事メモや要旨は後で確認できますし、議会中継も後日ケーブルテレビやインターネットで視聴できます。

一般質問は即座に共有しておくべき情報でもありません。

コロナ対応で理事者も忙しいはずなので、出席する人数は減らしても良いと感じます。

こちらは議会運営の話ではなく、理事者の側で決める事ですが、まだ慣例に従う事が大切だと考えているようです。

字幕はつけた方が良い

議会中継はケーブルテレビでされていますが、字幕が付けられていません。

リアルタイムで100%の精度を求めるのは難しいかもしれませんが、最近は音声解析の技術も格段に向上しています。

こちらは全国の他の自治体の取り組みなんかも参考にしながら、今後導入を提案していきたいと思います。

質問の意図や目的

他の議員様の質問を聴きながら感じたのは、

なぜその質問をするの??

が明確にされていた方が良いと感じた点です。

ただ質問をするだけで終わってしまい、質問者の問題意識や具体的な提案がないと、質問の意味も薄れてしまいます。

私自身も、質問の意味や目的が、見ている人に伝わることをもっと意識していこうと思いました。