なぜ若者は結婚出来ないのか?平成生まれの視点で考察

  • 2021年3月23日
  • 2021年3月23日
  • 雑談

本日は若者の結婚についてです。

人口減少対策の入口として外す事のできないテーマですので、個人的な感覚値をベースに書いてみました。

1.私の場合

平成元年生まれの同年代の友人を見渡すと、大体半分弱は結婚しているかなぁという印象です。

私は結婚していません。

男性と女性で感覚値は異なると思いますが、男性の場合は割と悠長なケースが多いのではないでしょうか。

2.若い人のサブスク感覚

月額有料課金サービスが主流になりつつあるので、様々な契約を費用対効果で考えがちです。

サブスクという視点で「結婚」という半永久的な契約を考えると、荷が重いと感じてしまうのが正直な所です。

建前上、結婚という縛りは「1人の異性を愛し続ける事」が求められます。人生100年というライフスパンで見た時、私の場合は残り約70年です。

これだけ変化が激しく、価値観が多様化する現代において、最早結婚という制度は、何ともそのメリットを感じづらい制度なのかもしれません。

一緒に居たければ一緒に居れば良いし、離れたくなれば離れれば良い。

ドライかもしれませんが、人は変わり続ける生き物であると思うので、わざわざ「一生契約」を締結するメリットはないと感じます。

少なくとも私に関しては、死ぬまで自分の嗜好や性格が変化しないと言い切れないのが正直な所です。

3.子供という現実問題

とはいえ、宣言的な「一生の契約」というよりも、より現実的な要因としては、「子供の有無」が結婚には大きいのではないでしょうか。

現代は大分変わってきたと聞きますが、日本では古くから、「結婚してから子供」というのがスタンダードであるようです。

順序が逆の場合は、ほぼ自動的に結婚契約が成立するパターンが多いようですし、これが今では珍しいことでもないようです。

4.結論

現代の若い人は、月額単位のサブスクに慣れているため、わざわざ好んで「一生契約」を締結したいとは思わないのではないでしょうか。

「結婚が出来ない」のではなく、そもそも「結婚願望がない」という感じです。

もちろん、私のような考え方は割と少数派で、いわゆる結婚適齢期とされる男女が「結婚願望」を抱きながら満たされないケースも多いです。

その辺りは各種の調査にお任せしますが、少なくとも多様化するライフスタイルに対して、「結婚制度そのものの魅力が薄れている」点は、人口減少対策に鼻息を荒くしている政治家も一考すべきかと思います。