長崎へ
知人の紹介で、地元出身の大物代議士の秘書をされている方(70歳の大ベテラン)と合う機会が持てました。
長崎はランタンフェスティバルの影響で、非常に込み合っていました。
少しの移動だったらタクシーではなく歩いた方が早いと思えるくらい、道路はごみごみしてました。
世界遺産で注目されつつある五島への影響はどのくらいでしょうか。
さて本日は、代議士の方に
「選挙に当選するための極意?」
みたいなものを聞きに行きました。
私自身は大変勉強になりましたが、
これから選挙を目指している方の参考になれば、と思います。
①家族への影響は甚大
政治家を目指して選挙に出るという事は、
ある意味で「家族を巻き添えにする」という事です。
知人・友人・会社の人間・家族の親戚
といった人間関係にまで、「選挙の影響」が伴います。
政治活動には、
- 汚職のリスク
- スキャンダルのリスク
- 発言が炎上するリスク
- 市民から訴訟を受けるリスク
- 政策が失敗してバッシングされるリスク
など、様々なリスクが伴います。
そのリスクの影響は、家族にも及びます。
政治上の失敗は、家族も連帯責任という目で見られるからです。
そのため、政治家を目指すうえでまず大事なことは、
「家族の説得」
だと感じました。
②物事には筋道がある
「まずは市議会の議員を目指せば?」
私はこれと同じアドバイスを、
- 私自身の家族
- 五島での知人
- 以前の彼女
など、様々な人から頂きました。
31歳(政治経験なし)で市長選挙に出る=勝ち目がない・無謀
ですが、
市議会選に出る→その後市長選挙に出る=妥当な筋道
だという論理です。これは非常に説得力があり、殆ど誰が見ても、「あるべき流れ」のように見えます。
ですので、政治家を目指す人にとっては、
「物事の順序・ステップ」
を正しく踏むことが、目的を達成するための近道かもしれません。
➂後援会名簿を集めよ
選挙は数の勝負です。
そうなったときに、応援してくれる数が勝敗を分けます。
現時点では、私は10名くらいの後援会グループ(LINE上)でしか持っていません。
これからこの数を増やし、少なくとも1万は必要となるでしょう。
ただこれは、必ずしも投票行為に直結する訳ではないので、
有権者への接点をいかに持つか?
が大切だと思います。
民間の会社でいう「CRM」と同じですよね。
後援会の名簿はそのツールの一つですので、現代的なやり方で言えば、オンラインのグループの方が便利かもしれません。
ただ、有権者の殆どがスマホに慣れない世代ですので、現段階では後援会名簿が一番有効そうです。
まとめ
本日の出張で頂いたアドバイスを、少し抽象化すると、
- 政治家を目指すうえでの下準備は大丈夫か?(家族の同意)
- 政治家を目指すための「筋道」は確かか?(議員→市長的な)
- 選挙で票を集める準備は進んでいるか?(後援会名簿的な)
という事です。以下、私の現状です。
「1」については、千葉にいる家族の反対を受けています。しかし、五島の近くに住んでいないという点では、失敗した時の影響は少ないでしょう。
「2」については、「失敗しても良いから」という感覚で、あえて無謀に見える路線を進んでいこうと思っています。この理由は話せば長くなるので、別記事で紹介します。
「3」については、まだこれから、という状態です。企業的なCRMの視点で、どういう関係を構築し、管理していくか、準備を進めていきます。
これから政治を目指す方に参考になれば、幸いです。