夕焼けサロン?
本日は大宝の隠れイベント、「夕焼けサロン」のご紹介です。
その前に、
大宝って何?
という方のために、簡単なご紹介です。
空海さんが立ち寄ったと言われる「大宝寺」が有名です。
大宝寺は、「西の高野山」と言われますが、順序的には高野山が「東の大宝寺」です。
大宝メモ
人口は200名ちょっと。52件ほどが空き家。昔は半農半魚だったが、20年くらい前から過疎化が進行。現在は後継者不足でお墓ごと島外に移る人も多い。30代の農家は一人だけ。飲食店はなく、月に1度のミニデイ。#日本の過疎地 pic.twitter.com/0QtQXJ6DVS— 中西だいすけ (@wakuwaku230) 2019年2月22日
ミニデイは月に1回ではなく、毎月1日と15日にあるそうです。
それで本日は、地域の方々のお宅を訪ね、生活の事を聞いてきました。
生活は不便ではないけど
ある女性の方(70代)の話によると、
- 移動スーパーは毎日やって来る
- 生協に注文をすれば、週に1度はやって来る
- 福江に住む子供が買い物を届けてくれる
との事でしたので、それほど「買い物に不便」だという印象は受けませんでした。
ただ、徒歩圏内にお金を使う場所が自動販売機くらいしかく、子供の数は非常に少ないです。
小学生は「平成小学校」という生徒数が両手で数えられる学校にスクールバスで通っています。
2019年度からは、平成小学校と立浜窄小学校が閉口となり、玉之浦小中学校に統合されます。
一次産業の実情
五島の中でも一番西にあたる大宝は、
島の外に魚や農産品を輸出する
というビジネスが非常に不利な状況です(輸送コストが上乗せされるため)。
市の方では、「輸送コスト支援事業」として補助金を出していますが、構造的に不利であるため、
- JAに卸しても値段が安くなるし
- 漁協に出しても中間手数料が高いし
という状況です。そのため、年金世代の方々は
一次産業に熱心に取り組むモチベーションが低い
との事でした。
地域の方が集まるサロン
大宝では毎日3時から、「夕焼けサロン」が行われ、地元の方が世間話をしたり、歌を歌って楽しんでいるそうです。認知症の予防にも繋がり、とっても良いコミュニティーです(^^)
初対面の私も暖かく迎えてくれて、本当に感謝です♪#大宝 pic.twitter.com/XK942zCqXc— 中西だいすけ (@wakuwaku230) 2019年2月22日
どこの地域でも課題となるのが、「独居高齢者の見守り」です。
大宝では、地域ミニデイに加え、こういう自発的な集まりがあります。
千葉から五島へ移住なんて、両親も心配だったでしょう(^^;)
早くお嫁さんを貰えるとよいわね(^^;)
など、地元の方から暖かいお言葉を頂きました。
年に1度の星祭り
今日はたまたまこのイベントもあったのですが、私は知らずに参加できませんでした。
午後も大宝巡り。本日は年に一度の星祭りがあったそうです。知ってれば参加したかった➰m(__)m💦 pic.twitter.com/t4yLFs5R2r
— 中西だいすけ (@wakuwaku230) 2019年2月22日
来年は参加したいですね!(^^)!