1か月で名刺を100枚配布
1か月間。
特に仕事もせずにふらふらといろいろな場所に足を伸ばしては、名刺を拡散する毎日だった。
それで大体聞かれることは決まっているのだが、今回はその中で誰もが聞かれるである典型的な質問を紹介したい。
英語で言えば
「Where are you from?」
的なありきたりなモノばかりだが、やはり皆気にすることは一緒なのだろう。
3位から順に紹介していきたい。
3位 仕事何してるの?
これは前職の事と合わせて、こっちでどんな仕事をしているのか、というニュアンスだ。
聞く方からすると、「Aという仕事をしていたならば、こちらでもAという仕事をしている」と思うことが多い。
私が前職にあたる「システムエンジニア」という事を述べると、
「こっちにそんな仕事あるの??」
と怪訝な顔をされることが多い。
が、私は完全に無職なので、ひとまずは
「仕事を探しています。」
と答えることにしている。
実際は探しているというよりは、作ろうとしているのだが、話がややこしくなるので初対面ではそういうことにしている。
2位 なんで五島に?
仕事の話と合わせてよく聞かれる定番の質問だ。
これは字面だけ見ればニュートラルだが、実際にはかなり皮肉交じりというか、自虐的なニュアンスを感じることが多い。
(こんなに仕事がなく、魅力に乏しいような場所にわざわざどうして来たの?)
極端に言えば、そんな意味が込められているようにも感じられる。
多くの人に会って気が付いたのは、地元の人は生まれた時から美味しい食材や素晴らしい景色が「当たり前」だから、都市で心を摩耗した人ほどには大きな価値を感じていないという事だ。
そういう主観的な魅力は、島外の人しか感じれないものなのかもしれない。
一方で、時給や賃金、雇用環境と言った客観的な数字が示すのは、右肩下がりの人口減少というリアルな現実で、島民の人たちはそれを肌身で感じているようだ。
島民の方々の感覚からすると、わざわざ仕事の多い都会からやってくる人は、よっぽどの変人に見えるのだろう。
1位 君、何歳?
これは私の顔があまりにも幼すぎる(しかも坊主)であることのせいだが、とにかく毎回聞かれる。
私の返答に対する一番ありがちな回答は、
「高校生かと思ったw」
というもので、確かに高校の野球部に混じれば分からないだろうと自分でも思う。
40歳になった時に20代に見られるならいいのだけど。