【2022.3/五島市市議会メモ】議案質疑

五島市の市議会では、議事録が閲覧可能になるまでに、数か月かかります。

そこで、議事メモを残しています。

※内容は正式な議事録ではないため、発話の全てを反映しておらず、必ずしも正確でない箇所もあります

(議員名の敬称略)

目次

補正予算の質疑

地域公共交通運行事業者支援事業について

中西.補助金額の算定に当たり、バス路線維持費補助金等の他の補助金による支給分は考慮されているのか

産業振興部長.バス1台につき30万円を支援する。補正予算の分を考慮している。

赤字分を補填してもなお下回っているので、補填をしている。

→異議なし、原案の通り可決。

条例の質疑

久賀小中学校への配送方法は

丸田.詳細な説明を

教育委員会総務課長.福江で調理した食事を奥浦~田ノ浦までチャーター船で運び、陸路で運搬。

丸田.これまで隣接していた施設が老朽化したとの事だが、冷えたりしないのか。

教育委員会総務課長.保温性の高い食缶を用意し、温度の低下を防ぐように心がける。

丸田.嵯峨島の小学校のように船を使っての配給との事だが、欠航に合わせたレトルト食品も用意している。レトルト食品はおいしいのか?

教育委員会総務課長.味が劣る部分もあると思うが、改善に向けて取り組んでいきたい。

五島市附属機関の設置等に関する条例の一部改正について

①五島市市民協働会議の開催頻度は

地域振興部長.1か月か2か月に1回。全6回。答申をまとめるので、委員を招集する。

②主催者とまちづくり協議会との関係性は

地域振興部長.これまでの答申を反映させ、地域の仕組みづくりに繋げる。

江川.市民共同会議の選定基準は

地域振興部長.地域住民を代表するもの、学識経験者、市職員を想定している。

江川.公募の件はあらゆる年代層の方が委員に選定できるような方策を取っていただきたい。

地域振興部長.私たちもそう思っている。選定の中で公募・推薦の中で年代層を広く取りたい。

五島市営交通船旅客運送条例の一部改正について

①往復乗船運賃の対象区間が奈留島-笠松のみである理由は

産業振興部長.前島の航路は奈留バスを元に算出している。奈留~笠松は奈留バスの料金と同じ片道150円で乗ることが出来る。

観光客は往復440円となり、均衡ある料金設定をとの要望がされている。笠松~前島は往復がないので、設定していない。

奈留島~前島は島民割引との差がないので、設定していない。

乗船運賃の値上げによる住民への影響は。どうして往復運賃が設定できないのか。

②定期乗船運賃の対象区間は

産業振興部長.定期券でそれぞれ設定している。

産業振興部長.五島市民であれば、現状と同額で利用できるので、住民への影響はない。事前に前島で住民説明をして理解を頂いている。

非常勤の育児取得

非常勤職員数と育児休業要件に該当する非常職員数は

総務企画部長.365名。可能性のある方が350名。

江川.どれくらいの期間勤務すれば取得可能なのか。育児休業を取った際の人的配置は。

総務企画部長.1年以上を撤廃し、子供が1歳6か月まで任期が継続する方。年間勤務日数が120日以上の方が街頭になる。

スポーツ広場条例の一部改正

山下地区スポーツ広場の廃止理由と船手地区スポーツ広場の管理を開始する理由は

廃止後の山下地区のスポーツ広場の活用と管理は

地域振興部長.平成30年から利用されていないため。船手はペタンクが行われているため、スポーツ広場に活用したい。管理については行政財産から普通財産に変更をしたい。

江川.冨江の支所も職員数を減らされて管理が厳しいと思う。広場とかの購入や貸し出しは積極的にしないと、地域環境も悪くなるので検討をしてもらいたい。

地域振興部長.売却も視野に入れて考えていきたい。

自立圏域の計画

自立圏域の計画の中で、地産地消の推進は検討したのか。

総務企画部長.検討の結果、引き続き取り組む。取り組みの方向性については記載している。

保育士等処遇改善事業について

①対象期間終了後の継続はあるのか

②補助対象者には非正規職員も含まれるのか

しま旅滞在促進事業について

事業開始の判断は誰がどのようにするのか

旧玉之浦水産物加工処理施設解体事業について

①平成20年の廃止以降の有効活用に向けた取組は

②現在使用されていない市内の水産加工施設数は

補正予算

バス路線維持費補助金について

丸田.補正金額の積算の内容は。

産業振興部長.欠損分から国の支給を除いて支給。奈留バスは欠損額から国の補助額を差し引き算出。

丸田.利用者不足による赤字補填と考えてよいのか。

産業振興部長.その考え方でよい。

丸田.公共交通の位置づけは理解できる。そうであれば、補助する側の五島市が、利用者を自ら増やせば、赤字分は減っていく。バスの利用を五島市職員が利用しているのか。長崎市も取り組みをしている。企業側の赤字を少しでも削減するように努力して頂きたい。

中西.

①毎年の赤字に対し、経営合理化に向けた事業者と五島市による協議や話合いは行われているのか

②二次離島の航路は赤字分を100%補助しているが、バス路線との考え方の違いは

産業振興部長.話し合いはしている。路線バスと乗合の再編について協議をする予定。二次離島については全航路が補助航路となっている。

路線バスは5路線が補助対象路線となっている。その他は欠損額の全額を補助している。5路線は国の要件があり、その分については全額補助している。

保育士等処遇改善事業

網本.対象期間終了後に継続はあるのか。正規、非正規に関わらず支給するのか?

福祉保健部長.10月からは、運営費負担金に上乗せして支給する。正規、非正規に限らず支給する。

網本.補助が終わった後も継続するという事か?

福祉保健部長.給与の改定を行うか、手当で金額を計上するかで約束することで継続される。

網本.補助が終わっても9000円の上乗せは継続されるのか?

福祉保健部長.制度の目的に沿って、継続されると理解している。

しま旅滞在促進事業について

草野.事業開始の判断は誰がどのようにするのか

地域振興部長.事業主体である県が事前に関係市と調整して判断をしている。五島市独自の判断基準を設ける考えはない。

草野.市民からすると大変心配する事業であると思う。県が判断し、五島市独自の判断はしないとの事だが、まん延防止が解除された後、どのくらい抑えたときに判断するのかが心配。県の判断基準はどこになるのか?

地域振興部長.県の判断基準を具体的に把握していないが、事前に相談を図りながら適正に判断をしていく。

草野.開始時期について、どれだけコロナが抑えられたときに開始する想定か。

市長.五島市単独の事業ではない。止めるにしても、開始するにしても相談がある。感染状況、ベッドの数を見ながら、足並みをそろえて取り組んでいきたいと思っている。

水産加工施設

中西.今まで有効活用に向けた取り組みはしていなかったのか。ほかに施設に似たような箇所があるか。

産業振興部長.地元漁業者へ貸し付けをしていたが、令和2年度からは使用していない。

その他の施設はない。

特定地域づくり事業協同組合について

江川.利用実績の多い業種は

産業振興部長.R3は農作業、食品加工が最も多かった。

江川.

産業振興部長.繁忙期は組合員企業にヒアリングをし、事前に調整をしている。働き方の種類は、マルチワーク型の働き方と、インターンシップ型がある。

江川.地元の方も登録できるのか?

産業振興部長.できる。

渡舟待合所トイレ改修事業について

江川.工事の進捗状況は。3か所の工事完了はいつになるのか?

予算.天候の影響で中々進まず4月末までに行う予定。設計完了後、6月ごろに入札発注し、10月末完成。

当初予算

地域プロジェクトマネージャー事業について

丸田.人件費の詳細な説明を

産業振興部長.予算書の通り。5,559千円。

丸田.人選について、公募をかけるのか、決定済みなのか。

地域振興部長.11月中旬から公募して内定している。

丸田.地域おこし協力隊の説明を。

地域振興部長.各配属先の課題を解決するために配属されており、3年期限で配置されている。

農作物等有害鳥獣対策事業について

丸田.人材確保、育成の具体的な取り組みは

産業振興部長.捕獲委託料の中に含まれる。住民の方が積極的に免許を取得できるようにしている。

丸田.南西の方向にシカ・イノシシが増えているとの事だが、ただ持っているだけでなく人材育成が必要であると思う。ICTによる実績も認めるが、人の手によって何とかしないと思っているが、育成の方に力を入れて頂きたい。

産業振興部長.引き続き捕獲技術の研修をしていきたい。

五島食肉センター管理運営について

丸田.指定管理料の詳細な説明を

産業振興部長.-388万円の赤字減になっている。

丸田.ほかにも減額する要素があると思っている。もう一度指定管理業者と協議をして削れる分を削る努力をしてほしい。

地域振興部長.指定管理料の削減は事業者と協議しながら進めていきたい。

キャッシュレス決済導入事業について

網本.キャッシュレス決済の想定している利用件数は

総務企画部長.1割を金額ベースの目標としている。前年37,000件の実績。

網本.市民課、税務課窓口による手数料のために導入とあるが、証明書の発行をキャッシュレスにするとの事だが、支所地区はどうするのか?

導入場所はどのような状況で受付をするのか?どのくらいの割合でする想定なのか?

総務企画部長.市民サービスの利便性向上、業務の効率化、衛生面の非接触、第四次五島市行政改革の手続きの一環として導入にあたっている。

本庁で初めて効果の検証をしていきたい。市民課、税務課を中心に進めていきたい。

網本.300円をキャッシュレスにすることでの手数料は年間いくらなのか?

総務企画部長.1580万円が総額。手数料はまちまちなので、2.6-3.75% 程度となるので、手数料は目標に対して6万円程度。

汎用的電子申請システム導入事業(来させない窓口)について

網本.事業の詳細な説明を

総務企画部長.自宅から行政手続きをさせる仕組み。

網本.どのような手続きから始めるか?

総務企画部長.他の自治体と共同で実施するので、具体的な計画は今後作る。入札参加資格の審査、職員採用試験の申込など。希望に沿うかどうかは別。印鑑登録の申請、口座振替の申し込みはオンライン化が厳しいと思っている。

網本.来させない窓口は素晴らしいと思うが、どの部分からオンラインにしていくのか。

総務企画部長.16自治体が参加し、優先される申請は国が示している。福祉関係を中心に初めて効果を見ながら進めていく。

窓口支援システム導入事業(書かせない窓口)について

網本.事業の詳細な説明を

総務企画部長.(聞きそびれ)

網本.どのような手続きから始めるか?

総務企画部長.転入・転出・転居を含む134が対象となる見込み。対象外は住民票、戸籍などが除外される。

生活困窮者自立支援事業について

①生活保護に至る前の生活困窮者の把握方法と想定人数は

②過去3年間の人数の推移は

③過去3年間の学習支援事業の実績は

福祉保健部長.五島市社会福祉協議会に委託しており、貸付、紹介により把握している。新規は年間90件を想定している。

新規の相談者数は82、69、電話や訪問の件数は2000件前後で推移。

学習支援は6名に109回。延べ65回。延べ67回の実績。

重要文化的景観保護推進事業について

草野.①昨年度の成果は

②今年度、久賀島魅力推進プロジェクトを実施しない理由は

総務企画部長.昨年度はコロナの影響を受け、久賀島出身者を対象に特産品販売を行い、58万円売上。

R4予算に計上していない理由は、県の補助事業が3年間で終了するとの事であり、久賀島ファームのPRが出来たと考えている。

クリーンセンター管理運営事業について

草野.委託料が増額した要因と低減に向けた対策は

市民生活部長.増加の要因は、設計施工運営を任せて20年間の契約となっている。総額で48億で1年間で2億円となる。

各年度ごとに予算が組まれているが、R4は修理の計画を見込んで当初から想定されていた。事業者選定時には大きな低減効果が図られたが、焼却量の低減による削減が可能と考えている。

移動販売支援事業について

草野.①想定される買物困難地域は

②解消される地域は

産業振興部長.要綱では生鮮食料品の販売がない地域を対象としている。2つ以上、週2回を補助の条件としている。現在、2事業者のうち1事業者は岐宿~玉之浦、もう一つは 冨江、奈留から申請があり、4事業者分を計上している。町内会から要望があれば実施する。

草野.困難地域は何か所認定しているのか?

産業振興部長.具体的に認定はしていない。2つ以上、週2回を補助要件としているが、厳密にとらえるとどこでも困難地域となってしまう。現実的に困っている地域があれば、判断させていただく。

ドローンⅰ-Landプロジェクト事業について

草野.事業終了後の実用化の予定は

産業振興部長.H30より実施しており、これまでの実証において一定の成果を上げている。実用化はコスト面でハードルが高いと考えている。農林業、水産業、災害時対応など多岐にわたるので、課題の解決策を考えていきたい。

地域プロジェクトマネージャー事業について

中西.①事業内容の説明を

②五島市への効果は

地域振興部長.総務省が進めている取り組みであり、重要プロジェクトを進めるときに使われる。地域の活力ある活動を持続的により良い活動を進めたいと思っている。事業の企画、アドバイスを行う。行政では手が届かない課題が増えていくと考えらえる。地域の方が主体的に考えることが大事と考えている。

物産振興対策事業について

中西.五島産品島外販売促進事業の内容は

地域振興部長.新型コロナの拡大により、売り上げが落ち込んでいる市内生産者を支援するため、収益の増加を目指す事業。

観光需要回復・誘客促進事業について

①①の事業について、1億円を投じる経済効果の見込みはあるのか

地域振興部長.R2度の観光統計による7億円を見込んでいる。

②事業の開始時期は

地域振興部長.年度当初に事務手続きを行い、早急に事業を実施していきたい。

③②~④の事業の内容は

地域振興部長.出島メッセのオープンに伴い、五島市への誘致を図っていく。あらゆるメディアへの発信を行い、誘客を行っていく。受け入れ態勢の整備を行っている。舞い上がれ、五島協議会は、2月24日に設立された協議会への負担金。機運醸成を図っていきたい。

関連質疑.草野.この事業を決定するにあたり、ほかの事業も考えたと思うが、ほかの事業についてお聞かせください。

地域振興部長.観光需要に関しては、やり方は検討したが、最終的にこれに落ち着いた。

商店街等活性化イベント支援事業について

①集客イベントの人数の設定は

産業振興部長.国、県の範囲制限の中で行っていただく。場所は各商店街地域でのフェアも想定している。

②実施場所の制限はあるのか

十分な感染対策を行っていきたい。任意の団体でもしっかりしていれば、柔軟に対応したいと考えている。

③実施団体の想定は

肉用牛繁殖雌牛導入事業について

繁殖雌牛5,200頭達成を目指す目的は

産業振興部長.子牛の数が増え、市場の魅力アップにつながり、五島家畜市場の活性化、農家所得の向上を目指すもの。

マグロ養殖販売促進事業について

養殖マグロを市内で販売する目的は

産業振興部長.島内のマグロ養殖は総合戦略において4台プロジェクトに掲げており、外貨獲得に貢献している。

島内への食事の機会を増やし、島内における流通量の拡大を目指す。

生きる力づくり読書推進事業について

児童生徒の「生きる力」の育成とは

教育委員会.児童生徒が予測困難な社会を生きるには、確かな学力、豊かな心の育成に繋がると考えている。学校図書館支援員を4名配置をし、2つの機能を充実させている。興味関心に基づき、学習に基づくことが

教育委員会総務課長.読書推進は学力向上に資すると考えている。

文化観光拠点施設を中核とした地域における文化観光推進事業について

本事業により何人の外国人集客増加を見込んでいるのか

教育委員会.外国人集客増加に基づき、長崎県地域計画に基づき実施される。多言語化により、1.5倍とすることを目標としており、歴史資料館への

有人国境離島法に基づく交付金事業

江川.人材マッチングコンサルツアー、経営コンサル派遣事業の付帯事務費

産業振興部長.人材マッチングツアーは、都市部在住で地方への移住を希望する人を参加者として選考する事業。

雇用拡充支援をした事業者に対して、アドバイザーを派遣する。

江川.ツアーは何人を想定しているのか。どこに委託するのか。経営コンサルタントは常駐するのか、何回五島にくるのか。

産業振興部長.参加人数の想定について、20名程度を想定している。委託先は旅行業者だけでなく、真剣に移住を考える事業者を考えたい。プロポーザル方式で委託を考えているが、その中で事業者と選定を進める。

デジタルデバイド対策

講習会の開催場所と受講可能な回数、スマホを持っていない人への対策は

総務企画部長.各地区の集会場や公民館。二次離島から開始していきたい。受講制限は設けないが、居住者を優先。

持っていない方へは、非所有者にも参加していただき、効用を説明していきたい。

江川.講習会が32回あるが、スマホを持っていても1回や2回では分からないので、繰り返し教えて頂かないと利用できないが、対応できるのか。

総務企画部長.習得できるのか、講習会を開いたのちに復習会を開催していきたい。スマホを持っていない人へは参加していただき、保持するきっかけにしていきたい。既存の紙ベース、ケーブルテレビを行使してまいりたい。

江川.スマホを持つきっかけにしてほしいが、経済的に購入できない方もいるが、こういう計画を立てたのか?

総務企画部長.ぜひ使い方、市の情報の取得を特に強化したい。より身近にとって頂きたい。

関連質疑.相良.必要なのはインターネット・PC・スマホが必要になってくる。高齢者は経済的な理由で変えない人も出てくるが、購入に対する補助金はつけられないか。

議長.質疑ではないので却下。

書かせない窓口

総務企画部長.転入、転出以外の部分になると思う。市民課、税務課、社会福祉などが対象になる。

女性活躍推進

江川.実績は?

市民生活部長.不安を抱える女性への窓口。132件訪問があり、訪問は3件。セミナーは10回。55名が参加。

デマンド型タクシー運行事業

江川.利用実績と、負担金が増加している理由は。

産業振興部長.7820人。1日平均75.2人。負担額は昨年福江、岐宿が半年分。R4は7台に減ったが、1年間となり負担額が増加している。

椿振興事業

産業振興部長.ツバキ実の生産把握はしている。