【徹底解説】衆議院選挙長崎3区の立候補予定者

衆議院選挙長崎3区の立候補予定者を詳しく解説していきます。

候補者の紹介

長崎新聞の記事はこちら↓

https://nordot.app/778103872165412864?c=174761113988793844

谷川弥一氏の情報

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山田勝彦氏の情報

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山田博司氏の情報

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石本啓之氏の情報

候補者の共通点は「五島」

長崎3区の候補者の共通点は、「五島に縁がある」です。

谷川氏、山田博氏の出身は五島であり、山田勝彦氏のお父様の実家も五島です。

候補者の人物相関図

衆院選長崎三区に立候補される方の人物相関図は以下の通りです。

過去の選挙結果

谷川弥一氏と山田正彦氏の対決

谷川弥一氏と山田正彦氏は、2003年~2012の間に4回衆院選挙の議席争いをしています。

過去の選挙結果は

  • 谷川氏 3勝1敗(1回比例復活)
  • 山田正彦氏 1勝3敗(2回比例復活)

となっています。以下、過去の選挙結果の詳細です(敬称略)。

2003年

当落候補者名年齢得票数得票率
谷川弥一6277,528票50.34%
比当山田正彦6171,099票46.17%
寺田敏之495,374票3.49%

2005年

当落候補者名年齢得票数得票率
谷川弥一6483,992票53.03%
比当山田正彦6374,384票46.97%

2009年

当落候補者名年齢得票数得票率
山田正彦6779,223票49.58%
比当谷川弥一6877,316票48.38%
山田聖人433,263票2.04%

2012年

当落候補者名年齢得票数得票率
谷川弥一7169,903票53.47%
山田正彦7052,536票40.18%
石丸完治638,301票6.35%

詳細はこちら

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%95%B7%E5%B4%8E%E7%9C%8C%E7%AC%AC3%E5%8C%BA

長崎3区の争点

長崎3区の争点の一つは、離島振興の在り方です。

選挙区を見て頂いて分かる通り、長崎3区には壱岐、対馬、五島列島を含む多くの離島が含まれています。

谷川氏は国境離党新法の制定による実績をPRする中、

山田勝彦氏は「離島航路の低料金化を島民以外も対象に」に加え、「国境の島の消費税0」を政策に掲げています。

https://www.yamada-katsuhiko.com/%E9%9B%A2%E5%B3%B6%E6%8C%AF%E8%88%88

選挙情勢

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

衆院選の長崎3区をめぐっては、

現職の谷川氏が有利

との見方が強いです。

 

△=当落線上(より優勢)、△=当落線上、▲=追い上げれば当選の可能性も。

https://dot.asahi.com/photogallery/archives/2021081000050/6/

全国的にコロナの影響で、各陣営は活動を思うように展開できない中、

インターネットを使った活動でどれだけ集票できるかが課題となります。

少しでも有権者の判断に役立つ情報を発信していきたいと思います。

長崎新聞の報道

10月27日

https://nordot.app/825900127548440576?c=39546741839462401

衆院選長崎3区の議席を争う自民前職の谷川弥一候補(80)と立憲民主新人の山田勝彦候補(42)。後半戦に入り、両陣営は3区で最も有権者が多く、地縁にとらわれない新興住民層など浮動票の割合が高い大村市を“主戦場”とみる。だが無党派層にどれだけ浸透できるかは未知数で、票の動きを読みあぐねている。
「大村と東彼を回るから、勝っている離島は任せると言ってきた」。24日昼すぎ、JR大村駅近くに立った谷川氏は、地元支持者らを前にこう強調した。
3日前、新聞各紙は勝彦氏と競り合っていると情勢を報じた。これを受け谷川陣営は後半戦の離島入りを取りやめ、大村、東彼3町での遊説活動に集中する方針に転換した。
市内の演説では、国道34号拡幅の新規事業化や昨年7月の大雨災害への対応など実績を強調する。この日は目と鼻の先で、勝彦氏の陣営が蓮舫代表代行を招いた街宣の準備を進めていた。谷川氏は「自分ほどの企画力や交渉力はあるのか」と38歳下の相手をけん制した。
谷川氏は強固な後援会に加え、企業や公明党などの組織固めを徹底する。気掛かりは無党派層の動向だ。前回衆院選は大村市で2万2千票を獲得。3区全体では野党候補3人の得票総数を3万票近く上回ったものの、同市だけで見ると票差は1千票ほど。地元議員からは「組織票がある分、投票率が下がったほうが有利になる」との本音も漏れる。
陣営は同じ都市部でも、佐世保市南部では勝彦氏を上回っていると分析。「選挙は市議の結集力に掛かっている。大村も頑張っているが、佐世保ほどは結集できていない」。谷川氏の檄(げき)に応えようと、大村市議らも連日のつじ立ちで無党派層への浸透を図る。
対する勝彦氏は元農相の父正彦氏の地盤を引き継ぎ、草の根運動を展開。選対には連合長崎も入り、労組関係者は「大村市でこれほど密に活動したことはなかった」という。
枝野幸男代表や泉健太政調会長ら党執行部も大村入り。蓮舫氏を迎えた街頭演説で山田氏は「新しい政治を前に進めるには、新しい政治家が必要」と気勢を上げ、聴衆からは拍手が上がった。
公示後はツイッターをフル活用する。写真や動画の撮影、編集を担う専門スタッフが常駐し、演説や支援者との交流の様子を細かく発信。決起集会や街頭演説をライブ配信している。
この拡散力を谷川陣営は警戒。ただ勝彦氏の陣営関係者も「自分たちにとっても初めてのことで、効果を分析しながら続けている。発信すればその分、有権者の目に留まる機会は増えるはず」と話す。
3区では五島が地盤の無所属新人、山田博司候補(51)も大村市などで支持拡大に向け「一票一票掘り起こす」(陣営幹部)。諸派新人の石本啓之候補(52)は独自の戦いを繰り広げている。

 

https://nordot.app/825168003506176000?c=174761113988793844

離島5市町を含む衆院選長崎3区。とりわけ長崎県五島市は、自民前職の谷川弥一候補(80)と無所属新人の山田博司候補(51)の出身地。立憲民主新人の山田勝彦候補(42)の父で元農相の正彦氏はここで生まれ育ち、谷川氏とはライバルだった。博司氏は正彦氏の秘書を務めていたこともある。21日には、この因縁の3人が同時に現地に入り、火花を散らした。
「新しい時代には新しい政治家が必要。もうそろそろ五島を代表する政治家の世代交代が必要ではないでしょうか」。五島港公園で演説した山田勝彦氏は、傘寿で7期目を狙う谷川氏を意識して声を張り上げた。選挙カーにはキャッチフレーズとして「もう変えんば」と記している。
谷川氏も負けていない。「この異常事態に『もう変えんば』とか抽象的な言葉でいいのでしょうか」。JAごとう本店駐車場で聴衆に向け、傘で雨をしのぎながらこう問い掛け、人口流出など島の課題に継続し対応する必要性を強調した。
この日、新聞各紙が情勢調査で、勝彦氏との競り合いを報じていた。別の場所では、国境離島新法などの実績を挙げ「五島のため、日本のため仕事をする人が誰なのか。簡単に譲れない。『もう変えんば』という声を押し返してください」と訴えた。
勝彦氏の父正彦氏とは、初当選した2003年から過去4回の衆院選で激突。うち3回は、敗れたどちらかが比例復活する接戦を演じてきた。
その地盤を勝彦氏が受け継いだが、離島では父ほどの勢いはない-こうした見方が谷川陣営に一時広がっていた。業界団体幹部は、危機感をにじませた谷川氏の演説を聞いて「安泰という空気があった。もう1度呼び掛けを強める」と表情を引き締めた。
勝彦氏は父の支持者の後押しも受け、保守層が厚い離島の切り崩しを図っている。「五島の選挙、大変厳しいが、相手の背中が見えてきた。過去の実績を語る政治家よりも新しい五島の未来を語る政治家を」と畳み掛ける勝彦氏。一緒に島を巡った陣営関係者は「雰囲気が変わっている。そこそこいける」と追い上げに手応えを感じていた。
同じ日、山田博司氏は市内の事務所で出陣式に臨んだ。組織戦を展開する谷川陣営を念頭に「皆さん、いろんなしがらみを断ち切って自分たちの政治を取り戻すんです」と語気を強めた。
政党同士の攻防とは一線を画し、大きな団体の支援もない。だが、定数1の県議選五島市区で自民候補を5回連続で下してきた。「相手は県議選でも、有名な国会議員を何人も応援に連れてきた。でも全部はね返した」(後援会幹部)との自負は強い。
かつて正彦氏の秘書だった博司氏。正彦氏の次男が立候補したことに「私が一番嫌いな世襲をやろうとしている」と批判の矛先を向けた。
一方、勝彦氏は博司氏には目もくれず、「あくまで谷川氏を追う」(陣営幹部)スタンス。陣営は「保守票を博司氏が獲ってくれれば、谷川氏と勝彦の差が縮まる」とそろばんもはじく。谷川氏は街頭演説で「元秘書が(国会議員の息子の)敵に回る-そんな人と仕事ができますか」と暗に博司氏を批判した。
選挙手法も離島振興策も三者三様。五島市の70代男性は五島から国会議員を代々輩出してきた経緯に触れ、「離島を考えてくれる政治家が地元から出るのは心強い」と指摘。その上で「3区全体での勝敗だけでなく、離島ではお互い負けたくないだろう」と胸中を推し量る。