五島市市議会選挙が始まりました

五島市市議会選挙

2月7日投開票になります。

私が述べた「五島市の問題」は以下の通りです。

以下は、「政治家を目指す事」について、改めて書いてみようと思います。

市議選挙出馬にあたり

最初、政治家になろうと思ったのは、

政治・行政のIT化が遅れすぎている

と感じた事です。

市長への手紙を書こうかと思いましたが、多分通らなそうだったので、

自分が改革するのが一番手っ取り早いのでは?

と感じました。

調べてみると、市長選挙には誰も出馬しそうになかったので、私が手を挙げる事にしました。

「無謀だ」とか「馬鹿げている」とか「カネの無駄だ」とか「気がふれたか」とか、まあ散々言われました。

でも、私は本気で「やってみなければ分からないのでは?」と思っていました。

全国の事例で言えば28歳の市長もいますし、

そもそも出馬を決めた時点では、現職が続投するかどうかさえ分からない状態でした。

「無理」と決めつけるには、早計だと思っていました。

 

そして多くの方の予想通り、落選しました。

私の力不足が原因ではありますが、やはりハードルは高かったです。

しかしながら、政治活動を通じて市政の問題点も分かり、

政治システムそのものを変えるには、まず

車の両輪の片方から変える

という選択肢もありそうでした。

そこで市議会選挙に出る事にしました。

五島に対する私の想い

なぜそこまで、政治の世界に拘るのか?

それはこれからの時代を考えた時、

移住者のよそ者が政治の世界に関わる方が、

長期的には五島に良いのではないか?

と思っているからです。

 

コロナショックを通じて、改めて「密」を生みやすい都市部のリスクが顕在化されました。

本当に地方の時代がやってきたのだと感じています。

コロナを含めて世界のルールが目まぐるしく変わる中で、

地方の側も変化への適応が求めれています。

その中で、政治の側にも多様性が必要ではないでしょうか。

 

五島には、大きな創造の余地があると感じています。

私も島に来て4年が経とうとしています。

「最初に五島に来た時」と、今とでは、残念ながら「島の景色」に対する感動も薄くなってしまったと感じます。

人間は良くも悪くも、慣れる生き物だからです。

 

島に長くいると、「島の良さ」への視点も失われてしまうと思っています。

案内ガイドを通じ、観光客の大瀬崎灯台への反応を見て私が思うのは、

ああ、最初に来たときはこんな風に感動していたなぁ

という事です。

そんな余地が島にはまだまだたくさんあります。

そしてポテンシャルという意味では、

仕事の少ない地方が、仕事の多い都市部に人を供給する

という関係性が180度変わろうとしています。

大きな方向性~自然環境の再生~

今でも五島は素晴らしい場所です。

ですが、聞くところによると、昔の五島はもっと素晴らしい自然があったそうです。

コンクリートで河川を遮る事により、山と海は隔てられ、生態系は断絶されています。

大量生産・大量消費の時代では、これが当たり前でした。

しかし今、生物の多様性や持続可能性が世界的なテーマとなる中で、

地方こそが「再生のチャンス」を迎えているのではないでしょうか。

エネルギーの在り方も、消費の在り方も、今とは大きく変わるはずです。

その理想的なモデルを示すチャンスが、五島にはあると感じています。

その旗振り役となり得るのは、若い世代であり、政治の役割ではないでしょうか。

現実的な政策

改めて現実的な政策の話をします。

以下のテーマはリーフレットに記載した内容です。

  1. 議会改革→市民と行政の距離を埋めるために必要。議会の見える化を
  2. 災害対策→激甚災害から市民の暮らしと命を守るために必要。蓄電池やバックアップ電源による非常時の安全確保を
  3. 高齢者対策→過疎地域の独居高齢者が気軽に話の出来る場所が必要。居場所作りを
  4. 農業対策→耕作放棄地を活かし、安心安全な食料の生産を
  5. 観光対策→市民と観光客がWin-Winの関係を築ける観光の在り方への転換が必要。在り方の見直しを

こういった事をテーマに、活動をしていきたいと思います。