ティッシュ配布
本日は「寄付の禁止とティッシュの配布」についてです。
私は今まで、「中西IT出張」の宣伝として、様々な場所でティッシュを配布してきました。
既に5000枚以上は配ったのですが、ここで大きな壁が。
寄附の禁止
公職選挙法によると、
政治家は、選挙区内にある者に対して寄附をすることは、いかなる名義においても禁止されています。
「寄附」とは、財産上の利益を提供することを指し、金銭だけでなく物品も含まれます。
とあります。詳細はこちら。
http://www.soumu.go.jp/senkyo/senkyo_s/naruhodo/naruhodo08.html
こうした「寄付の禁止」問題を巡り、かつては「うちわの配布」が問題にもなりました。
私の場合の問題は、
2019年9月末までに配っていたティッシュが、「寄付の禁止」に抵触するのではないか?
という事です。経緯をまとめると、
- 2019年3月末:「中西IT出張」ティッシュの配布を開始
- 2019年4月24日:公職の候補者として出馬意向を新聞で表明
- 2019年9月29日:問題の認識、ティッシュの配布を中止
という流れです。ティッシュは半年で、既に5000枚くらい配布してしまったため、回収は不可能です。
もしも回収できたとしても、「配ったという事実」は残ります。
今後のシナリオ
私は現在、公職の候補者という立場であるため、このルールに対する罰則が適用されるかもしれません。
最悪のケースとしては
- 2020年の選挙に当選
- 選挙法違反で有罪となる
- 当選の取り消し&選挙のやり直し
というパターンです。
これは市民の側から見たとき、
あの選挙は何だったの??
となってしまうため、一番避けたい状況です。
この状況を避けるため、今までの経緯を長崎県の選挙管理委員会と、五島市の警察に相談をしに行きました。
長崎県選挙管理委員会の回答
端的に言うと、
白とも黒とも回答が出来ない
との事でした。選挙管理委員会は、選挙違反を取り締まる機関ではないので、当然と言えば当然ですが。
そこで今度は警察に相談をしに行きました。
警察の回答
状況を丁寧に説明しましたが、警察としても、
現段階では、白とも黒とも回答ができない
との事でした。ひとまず私としては、
こういう事をしました。
という報告をしたので、事案としては認知していただけた状況です。
私の意向と今後の方針
まず客観的な事実として、
ティッシュの配布は既にしてしまった事なので、回収は不可能
です。そのうえで、これから選挙が近づくにつれて、
そういえば、あの時のティッシュって・・・
と思われる方が増えてくると予想されます。
そのため、もしもこれが「黒」となる場合、
出来るだけ早めにその判断を、警察の方にして頂きたい(時間が経てば経つほど、市民的にも選挙に掛かる徒労が大きくなるため)。
というのが私の意向です。そのことは警察の方にもお伝えしました。
そして現在、ティッシュの配布は中止して、今一度選挙に向けて、
グレーだと判断されかねない行動がないか?
改めて見直しをしていきます。