五島列島で一番大きな島・福江島の市内をプラプラ歩いていると見かける面白い景色を紹介します。
やたら多いガソリンスタンド店員
福江の島を移動するのには車が欠かせません。まだ私は車を持っていないのですが、圧倒的に歩行者よりも車の方が多い感触です。1:9くらいの割合でしょうか。
市内でさえも、まるで動物園のように、
「お、歩行者がいるなあ。」
というような顔で車の中から見られている気がします。
そんな市内中心部にはそれなりに多くのガソリンスタンドがあるのですが、驚くべきはその人数。
図書館前のガソスタには6人くらいが常駐していて、車が入ると皆でセッセと車を囲みます。
なんだかちょっと、インドの飲食店を思い出しますね。
お堀の中の高校がある
古い立派な敷地内だなあ、なんて思って歩いていると、実はそこが高校だったりします。
佇まいから察するに、書道とか柔道とか剣道が必修科目だと思ってしまいますね。実際はどうなんでしょうか。
噂によると、先生が夜遅くまで生徒の勉強の面倒をみているのだとか。
そして島には大学がありませんから、皆高校を卒業すると島を離れる傾向があるようです。
それが如実に表れているのがこのグラフ。

戦時中に出兵してしまった世代だけ凹んでしまっているように、若い世代は受験戦争に駆り出されていってしまっているようですね。ちょっと寂しい。
大手チェーンがない
まず、都心で嫌でも目につく赤や緑のコンビニが軒並み存在しませんね。のみならず、以下のようなチェーン店も存在見かけませんね。
- スタバ
- マック
- ヨシギュウ
- マツヤ
- ツタヤ
- タリーズ
代わりに市内で幅を利かせているのはこのコンビニ。
まあ、大体商品は普通のコンビニと同じだから困らないんですけどね。
道路標識も方言
市内の中央公園に向かう途中にある標識はこんな感じ。
読み慣れないと、ちょっと止まって読んでしまいますよね。それがこの標識の狙いかもしれません。
顔見知りとの遭遇率が高い
まあ、限られたスペースの中で暮らしている以上、顔見知りに会う確率は都会よりも断然高いですよね。
ちょっと商店街を歩けば誰かしらに遭遇することは普通ですし、大体同じような時間帯に同じ場所に行けば同じ人に会えます。
そういった意味で、離島で良くない噂が立ったり、仲の悪い知り合いが多かったりすると、ちょっと生活がしづらくなるような気がします。
人と人との遭遇率が高い離島では、いかに敵を作らず、友達を増やすか、という事が生活を楽しむポイントではないでしょうか。